プリスクールを選択する前にやっておきたいこと
プリスクールに通った後は、そのままキンダーガーテンに通う子や、インターナショナル幼稚園、または英語教育のある有名私立幼稚園に進む子もいます。また、一般の幼稚園に進んでもアフタースクールなどに通学することが多いでしょう。どの進路にも共通するのは、費用が高いこと。でも、せっかく身に付いた英語力を失わせないようにするために、捻出する努力をする家庭が多いのも、事実です。
それゆえ一番の注意点は、通い始める前に「なぜプリスクールを選択するのか」という目的を明確にすること。目的意識が曖昧なまま通い始めてしまうと、次のような状況に陥る危険性があります。
- 「せっかくここまでやったのだから」と公立小学校への進学などを考えずに、英語教育を続けざるを得なくなります。その結果、マイホーム購入をあきらめたり、老後資金が貯められなかったりするなど、ライフプランに影響を及ぼすことも。
- プリスクールやキンダーガーテンなどの高い費用が負担になり、英語力が身に付かないうちにやめてしまい、通ったことを後悔する可能性も。
そしてもう一つの注意点は、長い目でみた家庭におけるイベントと、そのかかるお金の流れをしっかりと見積もることです。特に、次の3点をチェックしましょう。
- 今後大きな出費の予定はないか?
- 今後生活環境が変わる予定はないか?(出産、転退職、引っ越しなど)
- 将来のために必要な貯蓄をしながら、英語教育にかかるお金を無理なく捻出し続けていけるか?
目的意識をきちんと持ち、費用の面でも心の面でも、無理せず通わせることができるのであれば、プリスクールという選択もよいのではないかと思います。
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