出産・育児費用/育児費用 乳児期にかかるお金(行事費・保育料等)

プリスクールにかかるお金は年間100万円!?(2ページ目)

全国に300以上あるプリスクールは、英語教育に熱心な家庭が通学を検討する教育施設のひとつです。今回は、プリスクールをお金の面から考えてみたいと思います。

鈴木 さや子

執筆者:鈴木 さや子

学費・教育費ガイド

  • Comment Page Icon

プリスクールを選択する前にやっておきたいこと

プリスクールに通った後は、そのままキンダーガーテンに通う子や、インターナショナル幼稚園、または英語教育のある有名私立幼稚園に進む子もいます。また、一般の幼稚園に進んでもアフタースクールなどに通学することが多いでしょう。

どの進路にも共通するのは、費用が高いこと。でも、せっかく身に付いた英語力を失わせないようにするために、捻出する努力をする家庭が多いのも、事実です。

それゆえ一番の注意点は、通い始める前に「なぜプリスクールを選択するのか」という目的を明確にすること。目的意識が曖昧なまま通い始めてしまうと、次のような状況に陥る危険性があります。
  • 「せっかくここまでやったのだから」と公立小学校への進学などを考えずに、英語教育を続けざるを得なくなります。その結果、マイホーム購入をあきらめたり、老後資金が貯められなかったりするなど、ライフプランに影響を及ぼすことも。
  • プリスクールやキンダーガーテンなどの高い費用が負担になり、英語力が身に付かないうちにやめてしまい、通ったことを後悔する可能性も。

そしてもう一つの注意点は、長い目でみた家庭におけるイベントと、そのかかるお金の流れをしっかりと見積もることです。特に、次の3点をチェックしましょう。
  • 今後大きな出費の予定はないか?
  • 今後生活環境が変わる予定はないか?(出産、転退職、引っ越しなど)
  • 将来のために必要な貯蓄をしながら、英語教育にかかるお金を無理なく捻出し続けていけるか?

目的意識をきちんと持ち、費用の面でも心の面でも、無理せず通わせることができるのであれば、プリスクールという選択もよいのではないかと思います。

【関連記事】

プリスクールの費用と実態
幼稚園と保育園にかかるお金の違い
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます