「なりすまし」は友達のふりをして近づいてくる
「なりすまし」アカウントの最初の目的は友達になることなので、必ず友達申請をしてきます。最近では手口が巧妙化しており、実在するユーザーのアイコンや基本データを丸々コピーする「なりすまし」アカウントも出てきています。すでに友達となっている人の情報をコピーして「アカウント削除して再登録したから友達申請お願いします」と一言だけ書いてある場合もあります。こういう文面は、ほとんど「なりすまし」による手口なので、友達申請は無視しましょう。もし、本当の友達であれば、メッセージなど別の方法で知らせてくれるはずですから。
「なりすまし」から友達申請されないための防御策
「なりすまし」アカウントからの友達申請は放っておくのが一番ですが、あまりにも申請が多くて煩わしいときには、友達申請できる人を制限しましょう。初期設定では、Facebookユーザーなら誰でも友達申請できるようになっていますが、これを「友達の友達」までに狭めることができます。自分の交友関係にある程度近いユーザーしか申請できないようにすれば「なりすまし」アカウントからの申請はかなり少なくなります。プライバシー設定から変更できます。右上の南京錠アイコンをクリックして[私に友達リクエストを送信できる人]で[友達の友達]を選択
スマートフォンでは、まず[≡]をタップして[プライバシー設定]をタップ、さらに[プライバシー]をタップ
[私に友達リクエストを送信できる人]をタップして[友達の友達]を選択
ただし、この設定にすると、ビジネスや習い事で知り合った人などは友達申請できない場合があります。その場合はちょっと面倒ですが、一時的に設定を変更しましょう。
また「なりすまし」アカウントは、実在する自分の友達になりすますケースも多くあります。これを防ぐためには、友達関係を第3者に見られないように設定します。
自分のページで[友達]をクリックして、鉛筆のアイコンから[プライバシー設定を編集]をクリック
[自分の友達リストを見れる人]で[友達]または[自分のみ]を選択
これで、「なりすまし」アカウントからの友達申請の数をかなり減らせるようになります。
ここまでは「友達になりすました」アカウントへの対応の話です。もし「自分になりすました」アカウントを見つけたら、どうしたらいいでしょうか。
自分の「なりすまし」を見つけたら?