もうひとつの観光ルート、ヨーホー国立公園
エメラルドレイクはカヌーやハイキングなど、アウトドアが気軽に楽しめえるエリア (C) Tourism BC/Dave Heath
ヨーホーというのは先住民の言葉で「!」、「素晴らしい!」といったようなことを意味し、この公園内を観光すると、畏敬の念を持って接するほど、豊かな自然に恵まれていることが分かるはず……。
では、この国立公園の見どころをご紹介します。
ヨーホー国立公園へのアクセス
ヨーホー国立公園の各ポイントの位置関係
上記地図の道路の中で、タカカウの滝へ向かう道路と、グレートディバイドを経由する道路は冬季閉鎖となります。通常6月から9月のみのオープンなので、要注意。特にタカカウの滝への道路は雪崩の多い区間で、6月中旬までオープンがずれ込むことも珍しくありません。どうしても見たい場合には、7月以降の訪問が無難です。
見られる期間が長い湖、エメラルドレイク
透き通ったグリーンの湖面では、ビーバーが見られることも! (C) Tourism BC/Albert Normandin
湖畔にはレンタルカヌー、カフェテリア、そして、宿泊施設のエメラルドレイクロッジがあります。記事のトップにもある写真のように、エメラルドグリーンの湖面でのカヌーは爽快。時間があれば、ぜひ試してほしいアクティビティです。
落差はナイアガラの5倍! タカカウの滝
氷河の溶け水がそのまま流れ落ちるタカカウの滝 (C) Tourism BC/Albert Normandin
でも、実際に滝のすぐそばまで行くことができるので、そこで見上げてみてください。その雄大さを見ると、細かな数値なんて、どうでも良くなりますよ。
時間があれば、立ち寄りたいポイント
■ナチュラルブリッジエメラルドレイクへの途上にあるポイントで、川の侵食により、自然の岩が橋のような形状になったもの。エメラルドレイクに行くなら、5分ほどの停車で楽しめるポイントなので、ぜひ立ち寄ってみたいポイントです。
■スパイラルトンネル
レイクルイーズの方向からヨーホー国立公園に入ってするにある展望台。勾配がきついために作られた、鉄道のループ式のトンネルが見られます。長さ2km以上もある貨物列車が通過する際には、列車の最後尾がトンネルに入らないうちに、先頭の機関車がトンネルから顔を出すという変わったシーンが見られます。
■グレートディバイド
レイクルイーズからヨーホー国立公園へ抜ける旧道沿いにあるポイント。小さな川が2つにわかれ、片方は太平洋、もう片方は大西洋へと流れるという、分水嶺を実際に目にすることができます。