アメリカのスポーツ映画の王道とは一味違う作品
■作品名「スラップショット」(1977 アメリカ)
■監督
ジョージ・ロイ・ヒル
■主演
ポール・ニューマン
■DVD販売元
ジェネオン・ユニバーサル
「明日に向かって撃て」や「スティング」で有名なポール・ニューマンとジョージ・ロイ・ヒル監督のコンビが手掛けたスポーツ映画が「スラップショット」
売却されそうな弱小アイスホッケーチームのコーチ兼選手のレジー(ポール・ニューマン)が、打ち出したチーム復活のキーワードは「ラフプレイ」
ハチャメチャなラフプレイ専門の3兄弟(ハンセン兄弟)もチームに入ってチームの人気と成績をあげていくのですが……
売却寸前の弱小チームの強くなっていく……というアメリカのスポーツ映画の王道を行くこの映画なのですが、一味違っているのはそのコメディ性。
マンガみたいな個性的な選手たちの繰り広げる、これまたハチャメチャなラフプレイは、スポーツ映画の枠を超えてコメディ映画といってもいいほど笑えて爽快なのです。
このスポーツコメディ的なジャンルの元祖と言ってもよい「スラップショット」はのちの人気作品「メジャーリーグ」や多くのアメリカのスポーツ映画に影響を与えていると思います。
ポール・ニューマン&ジョージ・ロイ・ヒルのタッグにはずれなし!
と言って間違いない痛快愉快な映画です。