妻の浮気を疑い探偵を雇った結果は……

■作品名
フォローミー (1972年アメリカ映画)
■監督

キャロル・リード
■出演者
ミア・ファロー、トポル、マイケル・ジェイストン
■販売元
キングレコード

決して目立つ映画ではありませんが、
私に取って大事な宝物のような作品です。

イギリス上流階級に属する公認会計士チャールズは
アメリカ娘べリンダと恋をして結婚、
元ヒッピーで自由を愛するべリンダとチャールズの
価値観の違いは大きく、事あるごとに衝突、
ある時からべリンダは、毎朝早く家を出て
夜遅くまで帰って来ないようになります。
チャールズはべリンダの浮気を疑い、探偵に調査を依頼、
そこで登場するのがトポル扮する探偵クリストフォルー!

チャールズがこの道一筋の堅物なのに対して
クリストフォルーの方は色んな職を転々とし今は探偵を
している自由人、この対比も面白い!

「屋根の上のバイオリン弾き」を観た事がある人なら、
すっとぼけた顔のこの人が主人公のテビエを
演じてた俳優だとはとても思えません!

クリストフォルーは次の日から10日間の契約で
街を彷徨うべリンダを尾行します
べリンダの行動を見るうちに彼は彼女の言いようのない寂しさ、
孤独感に気付くようになります。
ロンドンの観光名所を廻りながら、バックに流れる
「フォローミー私を見て、私の事を解って」と歌うテーマ曲が
心に染みます。

隠れて尾行する訳でもないクリストフォルーの存在に
いつしかベリンダも気が付きます、
最初は警戒していた彼女も、声をかけるでもなく
一定の距離を保ちながらやさしく自分を見守り、
時にはパントマイムもどきの仕草で和ませてくれる
クリストフォルーに、しだいに心を許すようになり……


美しいテーマ曲の作曲は007のテーマなどで有名な
ジョン・バリー、
監督は「第3の男」の名匠キャロル・リード
出演者
ミア・ファロー
トポル
マイケル・ジェイストン

観終わったあとにほっこりと暖かい涙と余韻が残る名作です。

尚、この作品がキャロル・リードの遺作となりました。




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