「就活で語れる経験づくり」が今年の夏休みのテーマ
大学3年生にとっては大学生活3回目の夏休み。1年生、2年生の時と違うのは“就職活動前最後の長期休暇”ということだろう。ただ楽しい思い出がたくさんできた今までの夏休みと違って、今回の夏休みは少しでも「就職活動の成功につながる過ごし方」をしたい学生も多いはず。では「成功する夏休み過ごし方」とはどのような過ごし方なのだろうか。
大学生活の夏休みこそ、最高の自分磨きの機会
就職活動を開始した大学生が最初に不安を持つのが、「自分は大学生活で頑張ったことは何か? と聞かれても話せる経験がない」ということである。
何も企業は企業は特別な経験を聞きたいわけではなく、大学の勉強でもアルバイトでも、サークルでも、何か1つでも打ち込んだ経験を聞かせてもらって、そこからその学生の能力や価値観を見極めたいのだが、学生にとっては何か特別な経験をしていなければならないと焦るのも気持ちはわかる。
せっかく就職活動をするのであれば、「自分には1つくらいは語れるものがある」と自信を持って始めたいものだ。その「就活で語れる経験づくり」をするのが、「成功する夏休みの過ごし方」と言えよう。しかしアルバイトや旅行、サークルの合宿など、大学生にとって夏休みに経験出来ることは限りなくある。では「就活で語れる経験」とは一体どんな経験のことなのだろうか。
「就活で語れる経験」とは一言で言うと「プチチャレンジ体験」である。
就職活動で語る自分の経験は正直なんでも良い。大学生は何か結果を出した経験や、自分がリーダーシップを取って全体を動かした経験を言わねばと思っているが決してそんな必要はない。
その代わり、どんな経験でも良いのでそこに自分なりの工夫や挑戦が入っているものが良い。それは2年も3年もかけて取り組むような大きなものではなく、夏休み中に出来る短期間の「プチチャレンジ」で良いのだ。たとえチャレンジした内容が普段何気なくやっている活動であっても、期間は長くなくても、その中で自分が何を考え、どう動いたのかをしっかりと伝えることが出来れば立派なエピソードである。
では先輩たちは夏休みにどんな「プチチャレンジ」をしてきたのだろうか?