パパママ子供、皆が幸せな子連れ婚をするための3カ条
幸せな子連れ再婚のための3ヵ条
今回はシングルマザーの女性が子連れ再婚でより幸せになるためのコツを3つご紹介いたします。
1. 別れた夫の悪口を子どもに言わない
ステップファミリーは新しい家族のカタチ
とくに再婚相手の男性を子どもに紹介するとき、「前のお父さんは最低最悪だったけど、今度のお父さんは優しくてよかったね」などと話すと受け入れてもらいやすいと感じるかもしれません。母親のことが大好きな子どもは、同調するように聞いてくれることも……。
でも、ちょっと待って。母親にとって別れた夫は赤の他人かもしれませんが、子どもにとっては自分のルーツなのです。人は不思議なもので、「私の生まれ故郷はものすごく田舎で何もないつまらないところだよ」と自分のことを自分で悪く言うのは平気でも、「あなたの生まれ故郷は、ものすごく田舎で何もないつまらないところだよね」と他人に同じことを言われると傷つき、いい気分がしないものです。
再婚相手が魅力的な男性なら、前の夫の悪口を並べて引き立てる必要はないはず。子どもを必要以上に傷つけないように、できるだけ別れた夫の悪口を言わないように心掛けましょう。
幸せポイント:子どもの前では、悪口は控えて。別れた夫は子どもの父親であることは忘れずに。
2. 母である自分も大切にする
母である姿が魅力的なことも
子どものことが一番大切。そんなふうに考え、一生懸命お母さんとしても生きている女性と、女としての自分が一番大切で、子供のことを放っておいてでも男性に尽くす女性。周りが応援したくなるのはどちらの女性でしょうか。
良縁に恵まれたシングルマザーのパートナーの意見に多いのが、「好きになった人がたまたまシングルマザーだっただけ」という声です。子どもにしっかりと向き合い、生き生きと輝いている姿は、人間としても女性としても魅力的な人に映るのかもしれません。
「私には子どもがいるから……」「子どもがいなければすんなり結婚できたのに……」と子どもがいることをマイナスに感じさせるようなパートナーを選ぶのではなく、「子どものおかげで、女性として成長させてもらっている」「成長できた自分だから、彼と出会えた」と、自分が母親であることを感謝させてくれるようなパートナーこそ、理想的な再婚相手と言えるでしょう。
幸せポイント:子どもと生きてきた歴史があるから、人生が豊かになったはず。母親であることをプラスに思えるようなパートナーを選びましょう。
3. 再婚のタイミングを考える
再婚のタイミングは合っていますか?
幸せな再婚をしているシングルマザーの共通点に、過去の未熟な自分をきちんと振り返り、相手に求めすぎず、自分も自立しているという傾向があります。
パートナーに甘えることは決して悪いことではありません。しかし相手を信用して、ひとりの人間として向き合って頼ることと、自分の思考を押し付けて依存することは全く違います。
大人の女性として成長することができたシングルマザーは、再婚のタイミングを自分の都合だけで、パートナーや子どもに押し付けることをせず、きちんとパートナーや子どもの気持ちを汲むことができています。
特に子どもの年齢や性格によっては、母親の再婚を受け入れられるタイミングも異なってくるでしょう。「みんなが幸せになるベストな方法は?」そんなふうな目線で余裕をもって考えられるシングルマザーは、多少時間がかかっても、よいご縁に恵まれているようです。
幸せポイント:再婚のタイミングは慎重に。子どもの性格や年齢も十分に考慮しましょう。
ステップファミリーとして、幸せを築いているカップルもたくさんいます。母親である姿も素敵だと認めてくれるような心の大きなパートナーなら、時間はかかっても子どもは心を開いてくれるようです。
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