浮気による破談

結婚,再婚,破談,喧嘩,浮気,カップル,婚約,キャンセル料,不倫,慰謝料,披露宴

婚約していても浮気をしてしまう人も。

婚活に励む人の中には、無事に婚約まで進むことができれば一安心、と思っている人も多いのではないでしょうか? ところが婚約をして油断をしていると、思わぬ結末が待っていることもあるのです。世にいう「破談」です。いったい破談はどのようなときに起きてしまうのでしょうか? こちらではいくつかの典型的な破談理由をご紹介しています。

まず片方が浮気をしてしまったことで、破談になるケースがあります。結婚式の準備はウェディングドレス選びなど、女性に大きな負担がかかるので、それだけ時間も費やすことになります。衣装の場合、男性は15分くらいで決まるのに対し、女性は2日がかり。加えて式の席順、招待状のデザイン決めや発注、お料理、結婚式と披露宴で用意する花々、式中の音楽など、細かいところまで女性はこだわりたくなる傾向にあります。そうした女性は式の準備に並行して新居のインテリア、食器選びから鍋釜類、寝具などにもこだわるでしょう。結婚式までの準備は新婦の母親や式場のスタッフと相談しながら手配をするケースが多いですが、新郎の母親も意見を言い出すと大変です。こじれることもあり、新婦は疲れ切ってしまうことも。

そうなった場合、新郎は新婦にかまってもらえない状態になりやすくなります。独身最後ということで、悪友と遊ぶ機会もあるかもしれません。悪友が女性だった場合、「あなたが好きでした!」と体ごと投げてくることもあり、新郎に魔が差すこともあるのです。もしそうした浮気がばれた場合、新婦は式の準備の忙しさと一緒に新郎へのいら立ちや不信感も重なり、一気に爆発してしまうことも。そして破談になるというケースも少なくありません。
 

プロポーズ後に相手の態度が豹変して破談

プロポーズの後で相手の態度が激変してしまい、破談になることもあります。どちらかというと、女性の方が豹変することが多いです。プロポーズまでは入籍したわけではないので、油断をしてしまったことがそもそもの原因です。

ここで実際にあった話を紹介します。Aさんは、39歳、身長180㎝、大卒で年収1000万以上というハイスペックな男性でした。Aさんはガイドの結婚相談所にて素直でかわいい女性とお見合いをして交際、プロポ-ズをし、成婚退会しました。退会後、Aさんは彼女と婚前旅行に行こう!と話し、新婚旅行張りのゴージャスな海外旅行に出かけました。ところが旅行中はことごとく彼女と意見が合わず、些細なことでけんかばかりしていたそうです。Aさんは彼女に対し、「こんなに我を通す人だったんだ!」と驚き、話し合おうとしたのですが、彼女は全く受け付けません。逆にものすごくヒステリックに罵倒され、呆然としたそうです。帰国後、「あんなふうに怒らないでほしい、穏やかに話し合おう」というAさんの必死の提案を一蹴した彼女は、「気が利かないあなたにうんざり」と言う始末。お互いに歩み寄ることができないのなら、とついに破談になりました。

もうひとつ、体験談をご紹介します。Bさんは35歳で医師の男性でした。年収は1500万以上で、優しくまじめな人です。Bさんは忙しい日々を送っていたので、温かい家庭が欲しいと思っていました。そして彼もまた、ガイドの結婚相談所で成婚します。Bさんと成婚したお相手は優秀でスレンダーな美人だったので、彼が熱を上げたのも納得です。結婚に向けて彼女がBさんのマンションへ引っ越し同棲を始めたのですが、Bさんは彼女が夕食を食べない人だということをそのとき初めて知りました。デートしているときは彼女も夕食を食べていたので、彼は不思議で仕方ありません。さらに彼女はBさんに対し、「自分は夕食を食べないから、あなたの分も作らない」と言うのです。彼女はスレンダーな体を維持するために一日一食を実践していて、なおかつ週2回のジム通いは外せないとのことでした。Bさんが珍しく「今日は早く帰れた」と家に戻ると、彼女は「ジムに行ってくるね」と出かけて行きます。あるいは「今日はエステ」と自分の生活リズムを変えようとはしなかったそうです。

Bさんは温かい家庭を望んでいて、食事も彼女と一緒に食べたいし、夜はできるだけ一緒に過ごしたいと思っていました。休みの日にはおいしいものを食べに行ったり、家で一緒にごはんを作ったりするなど、甘い生活をしたい、と彼女に言ったそうです。彼女はその際、「私も結婚したい!だから改善する」と言ったそうですが、彼女の生活が直ることはありませんでした。彼女も自分の自由に過ごすことができず、結婚は難しいと感じ破談になりました。
 

親同士のもめごとに疲れて破談

結婚直前のカップルが別れてしまう意外な理由とは

結婚直前のカップルが別れてしまう意外な理由とは

破談は今になって急に増えた事象ではなく、昔から一定数発生してきました。最近は当人同士の問題だけではなく、親御さんたちの問題で破談になることも少なくありません。たとえば式場選びや結婚式の様式(和式、洋式)へのこだわり、参加人数、仲人さん選びで価値観が異なり、親同士がもめることもあります。両家で過ごしてきた環境は異なりますし、文化も違うもの。はじめは些細なことでも、式の準備が進むにつれて大喧嘩に発展してしまうおそれもあるのです。

またプライドが高い親御さんの場合、世間体を気にして知名度がある格式高い式場を選びたがることもあります。そのような式場では挙式の料金が高額になりがちですよね。一方が式場にこだわりのない親御さんなら、「ここまでこだわらなくても……」と思われてしまうこともあります。お金の問題については、仲人さんへのお礼金額でも問題が生じやすくなります。親同士でごたごた言い出し、なかなか折り合いがつかないことも少なくありません。
披露宴で出す料理でもめる両家。そんなこともけっこう起きている。

披露宴で出す料理でも、両家がもめることも起きています。


さらに披露宴で用意する料理や引き出物でも、どれにするかでもめてしまうこともあるようです。たとえ両家が同じ地域にあったとしても、しきたりや習慣が少しずつ異なることはありますよね。些細なことでも口論が起きてしまい、なかなか決まらないことが増えてくると、今度は「結婚しなくてもいいかな」と当人同士の気持ちが冷めてしまって破談になることもあるのです。
 

非協力的な相手の態度を親に愚痴ったところ……

婚約者の愚痴を親に漏らしたために破談になってしまった人もいます。ここからは、挙式の準備に非協力的な婚約者への不満をきっかけに破談となった体験談をご紹介します。新郎新婦が一緒に行って決めることの多い結婚式の準備。
Aさんは婚約者に「週末は仕事なんだよ」とか「僕は何でもいいから、君の好きなようにすればいい」と言われ、打ち合わせのたびに自分が決める機会が多くありました。最初は「私の自由に決めていいのね」と嬉しさの方が勝っていたのですが、次第に「新郎は無関心なだけなのでは?」と思うようになり、最終的には「もっと意見を言ってよ!」と大喧嘩をしてしまいました。

それをきっかけにAさんは「何もしない彼と結婚をしたら、その後が大変。なんでも私ひとりでやらなければならない」と不安に思うように。それを親に愚痴ったところ、両親は本気でAさんを心配しはじめました。大切な我が子が苦労しないようにと、Aさんが不満に思っていることで新郎を説教しました。

この状況を知った新郎の親は新郎を守るため、「うちの子は忙しいんだ。お嬢さんの好きにしていいと大きな心で自由にさせてあげたのに、お説教とはなんだ!」と大騒ぎになり、ついには破談となってしまいました。

 

破談した後のお金の問題

婚約をして結婚式の準備が進んでいるカップルが破談になると、お金のトラブルもつきまとうようになります。以下はAさんが破談の際に経験したお金にまつわるトラブルの内容です。

Aさんはおとなしい性格で、自己主張もしないタイプでした。ある日彼女は理想の男性と出会い、プロポーズまで順調に進みました。ところが結婚までに決めるべきことについて、彼の前だと緊張して自分の意見を言えないのです。Aさんは「この人を逃すと次がないのではないか」と焦ってしまい、余計に彼の意見に従ってしまいます。このままでいいのかと思う反面、結婚は親の希望でもあったので、別れることもできません。あらゆるストレスが降りかかり、Aさんの不安や不満はついに爆発寸前まできてしまいました。心配したAさんの両親は結婚を取りやめに。ところがそれをきっかけに、相手から訴えられてしまったのです。

相手は結婚を断られて傷ついた、ということで慰謝料や賠償請求をしてきました。さらに式場のキャンセル料、招待状や引き出物の費用もあり、AさんやAさん家族にかかる負担はかなりの額になってしまいました。
 
ところで、式場のキャンセル料の目安は以下です。

結婚式5か月から3か月前まで    見積額の20%
結婚式3か月前~2か月前まで    見積額の30%
結婚式2か月前~1か月前まで    見積額の40%
結婚式1か月前~10日前後まで    見積額の45%
結婚式9日前~前日まで        見積額の80%
当日                見積額の100%    


結婚式の費用はご祝儀で少なからずカバーできますが、そもそも式を挙げなければ、ご祝儀もありません。これを全部支払うことになれば、相当な負担になるのは間違いないでしょう。

 

婚約後も相手と相手の親をよく見ることが大切

破談を防ぐためには、式の準備が始まる前に相手や、相手の親の性格も把握しておく必要があります。特に親は数回会うだけではわからないので、食事に誘うなどして頻繁に会うように心がけてみてはいかがでしょうか? そうすることで相手の文化や思考も少しずつ見えてきますし、数を重ねることで本音が見えることもあるでしょう。結婚相手を取り巻く人とも距離を縮めて、広い視野で相手を見つめることが、破談を防ぐ方法のひとつです。
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。