フットサルは足裏を制すことが基本習得の第一歩
フットサルは足裏を120%活用する!
ということで、以前「フットサルはサッカーにも活きる」で簡単にはご紹介させて頂きましたが、ようやくフットサルに関するテクニック・練習法などをご紹介していこうと思います。
まず、どんなテクニック・練習法も「何のために?」という理解をした状態と、しない状態では上達に大きな差が出ると思います。その辺のことを意識しながら読んで頂ければと思います。
今回は、フットサルの基本と言える「足裏を使う」をご紹介します。
まずはしっかりボールを止めることから
<目次>
足裏トラップ
フットサルでまず最初に言われるのは、「トラップは足裏で」です。サッカー未経験者であれば「あーそうなんだー」と受け入れやすいかもしれませんが、自分自身もサッカー上がりなので最初戸惑いがあり、インサイドやアウトサイドでトラップする癖がついてしまっていたので、中々すんなりとは出来ませんでした。では「なぜ足裏でトラップをするのか?」
その大きな理由は、コートが狭いからです。サッカーはコートが広いので多少トラップがズレても対応することができますが、フットサルはコートが狭いため、相手ディフェンスとの距離も近く、プレスも早いです。そのため、フットサルではスペースへのパスよりも足下へのパスが多く、パスカットなどされないようにパススピードも早いので、自分の足下でピタリとボールを止めることが重要です。
また、足裏でボールをキープすることによって全方向を向きやすくなるので、相手ディフェンスも読みづらくなり、パスの選択肢も増え、パスの選択肢があることでドリブルでも勝負しやすくなります。ゆえに、ドリブルも相手のペースではなく、自分のペースで仕掛けることができるようになります。
そんな足裏トラップに関しては、まずはパス練習などで、とにかく足裏でボールをしっかり止めることを意識してみてください。
足裏でボールを押し出す
そして、足裏でしっかりボールを止めることができるようになったら、次はトラップと同時にボールを前に押し出す練習をしてみて下さい。トラップと同時に進みたい方向にボールを押し出せば、その瞬間に詰めてきた相手ディフェンスを置き去りにすることも可能です。また、狭いスペースなどでパスが出しにくい時、足裏でキープした状態からそのまま押し出して(落として)パスを出したりすることもできるようになれば、さらにプレーの幅が広がります。足裏でボールを引く
恋愛でも「押して引いて」みたいなことが言われますが、足裏でボールを引くというのも使います。相手ディフェンスとの距離を離したい時や、相手ディフェンスが足を出してきた時の回避などで使うことができます。ナメる
足裏マスターへ
上記の練習に関しては、ナメた足とは逆足でパスを出すを繰り返してください。慣れてくればナメてナメて、さらにナメて出すみたいなこともできるようになると思います。また、ナメることによって相手ディフェンスもズレるので、その瞬間股が開き、股抜きパスという選択肢も出てきます。「どうしても股を抜いてみたい」そんな方には、ナメるは有効な手段の一つです。
最後に
今回はフットサルの基本「足裏」に関してご紹介しました。冒頭でも書かせて頂きましたが、何のために足裏を使うのか? それを理解した上で練習することが、上達への近道だと思います。ぜひそのことを頭に入れ、足裏マスターを目指してください!【関連記事】