リフォーム会社の車は近隣に配慮して駐車している?
駐車のトラブルは意外と多いので要注意。ご近所に配慮をしてくれているか見てみましょう。
業者さんたちは基本的に車でやってきます。例えば、タイルの浴室をユニットバスにするリフォームの着工日に、どれだけの車が来るのか数えてみましょう。
リフォーム会社の担当者もしくは現場監督、解体業者、電気業者、配管業者、工事内容によっては、大工工事、コンクリート工事などがあり、それぞれが乗用車やトラックでやってきます。
もちろん、いつもたくさんの車が来るわけではありませんが、工事中は最低1台は常時駐車しています。都市部では駐車スペースを確保してから計画をたてるのが原則ですが、工事内容や地域性によっても変わります。問題は、近隣に配慮してマナーを守っているかです。
ご近所の車の出し入れや通行の邪魔になってないか、危険な停め方はしてないか、さりげなくチェックしてみましょう。そこからリフォーム会社のマナーが見えてきます。車の停め方で実際に近隣トラブルになってしまった事例を下記でご紹介していますので、ぜひご覧になってみて下さい。
■駐車問題で起きたリフォームトラブル事例
廃材や工事用機械が放置されていない?
モノが溢れやすいリフォーム中は、作業者としてのマナーの差で現場の状況が大きく違ってくるのです。
使った機械がそのまま放置されていればとても危険ですし、コード類に足を引っ掛けて転ぶ恐れもあります。また積み上げられたゴミが崩れれば危険ですし、通行の邪魔になることもあります。
リフォーム工事中の家を見たら、周辺が整理整頓されているか、工事用機械が放置されていないかチェックしてみましょう。そこからリフォーム会社の安全対策、マナーが見えてきます。
工事の終わりに散らかった破片や釘を掃除している?
細かいゴミが散らばりやすいリフォーム工事。最後にきちんと掃除しているかどうかチェック!
それをそのまま放置していれば、美観の問題だけでなく、車のパンクの原因になったり、小さな子供には危険なものもあります。
夕方の散歩なら、ちょうどその日の工事が終わる時間。毎日の工事の終わりにきちんと掃除しているかチェックしてみましょう。
住みながらのリフォームとは、家が毎日工事現場になるということです。これらの対応から、リフォーム会社の住人への配慮の度合い、マナーが見えてきます。住みながらのリフォーム工事での悩み、困ったことの実例と対策は下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■住みながらのリフォーム、ここが困った!
長期間ダンボールや材料が積み上がっていない?
資材の搬入時期、置き場所はリフォーム工事ならではの重要なポイント、現場管理者の腕の見せ所です。
資材の搬入時期が早過ぎれば、ずっと資材が置きっぱなしになって、住人の生活のジャマになります。
この搬入時期と置き場所が、住みながらのリフォームでは大事なポイントとなり、現場監督の腕の見せどころでもあるのです。
そこで毎日通る道なら、道路や生活の邪魔になる場所に資材が置きっぱなしになって生活がし難くなっていないか、近所の迷惑になってないか、さりげなくチェックしてみましょう。リフォーム会社の現場管理の良し悪しはそんなところからも見えてきます。
ラジオの音は聞こえていない?タバコの吸い殻は落ちていない?
大音量でのラジオは住んでいる人だけでなく近所の人へも迷惑です。
ラジオの音は、まわりに建物が少ない新築工事では問題になりませんが、住宅密集地や住みながらのリフォーム工事では、ラジオの音に一日中悩まされたというトラブルもあるのです。
また最近では現場禁煙を徹底しているところが多いのですが、タバコに関しても要チェックです。喫煙は決められた場所でしているか、吸殻が落ちていないかもチェックしてみましょう。
休憩時間に思い切って話しかけてみるのもアリ!
リフォーム工事中の家を見る機会は多くあります。いい業者さんたちだなと思ったら、すかさずリフォーム会社をチェック!休憩時間に思い切って話しかけてみるのもアリです。日々の情報収集の積み重ねが、リフォーム会社選びの成功への第一歩なのです。リフォーム会社を探す場所、選ぶ際の5つの判断基準など、リフォーム会社の選び方の基本と、リフォーム会社選びの失敗事例は下記で詳しくご紹介していますのであわせてご覧下さい。
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