日本海がコースの難易度を決定する
小樽カントリー倶楽部が創設されたのは、なんと1928年。実に80年以上の歴史を誇ります。北海道のゴルフの歴史や伝統は、小樽カントリー倶楽部で築かれたといっても過言ではないでしょう。現在のコースは安田幸吉氏が設計を担当し、ダミアン・パスクーツォ氏が改修を手がけました。日本海が近いため、現コースは日本屈指の難コースとされています。旧コースは北海道最古のコースで、乗用カートによるセルフプレーで楽しむことができます。
日本海からの潮風が心地よい小樽カントリー倶楽部ですが、海から強風が吹くと大変難易度が上がります。アマチュアゴルファーにとっては攻略が難しいので、風の強い日はゴルフの腕に自身のある方向けのゴルフ場となります。
憧れのゴルファーも活躍した場所
コースからは美しい山並みを望むことができ、大変自然に恵まれた環境といえます。天候の良い日はリゾートゴルフにも最適な場所ですので、難しいコースに挑戦したいなら、まず天候をチェックした上で予約することをおすすめします。世界的なトーナメントも開催され、サン・クロレラ クラシックは小樽カントリー倶楽部で毎年行われています。日本オープンゴルフ選手権も1990年代に二度開催されました。名だたるプロたちも活躍した憧れの小樽カントリー倶楽部で、難しいコースに挑戦するのも良い経験となるでしょう。
■小樽カントリー倶楽部
住所:北海道北小樽市銭函3-73
電話:0134-62-5051
定休日:11月中旬から4月上旬
公式HP:http://www.otaru-cc.com/
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