ストックホルム周辺、3つの世界遺産
スウェーデンで初めて世界遺産に登録されたドロットニングホルムの王領地にあるドロットニングホルム城
ストックホルム周辺には、ドロットニングホルムの王領地とビリカ(Bira)とホーブゴーデン(Hovgården)の地域、スコーグスシリコゴーデン(Skogskyrkogården)があります。
スウェーデン初の世界遺産、ドロットニングホルムの王領地
ドロットニングホルムの王領地にある中国の城
■アクセス方法など
ストックホルムから地下鉄とバス、もしくは市庁舎横からでる観光船で、どちらを利用しても1時間ほどで行けます。ドロットニングホルム城は、半分がスウェーデン王室の居城となっていますが、半分は一般に公開されており年間を通して見学をすることができます。中国の城は5~9月、宮廷劇場は4~10月に一般公開されます。
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バイキングの歴史を語る、ビリカとホーブゴーデンの地域
ヴァイキング時代に栄えたビリカの夕日 写真:ola_ericsson/imagebank.sweden.se
このビリカの町を造った王様が住んでいたのが、隣の島にあるホーブゴーデンです。700年から900年の間、ヨーロッパの経済と政治の中心となったビリカとホーブゴーデンには、その時代の遺物や遺跡、古墳が数々残っています。
■アクセス方法など
メーラレン湖に浮かぶ島なので、メーラレン湖に面するいくつかの町から夏の間、観光船が出ます。ストックホルムからは、夏の間、市庁舎横から観光船が出ています。
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自然と調和する墓地、スコーグスシリコゴーデン
ストックホルムにある世界遺産、「森の墓地」スコーグスシリコゴーデン 写真:cecilia_larsson/imagebank.sweden.se
スコーグスシリコゴーデンはスウェーデン語で「森の墓地」という意味です。森の中の墓は自分自身のもととなる場所であり、広がる丘の高低は天と地を表しているといわれています。自然と建築物が調和しているその美しさに、墓地であることを忘れてしまいそう……。1940年に完成して以降、世界の墓地のあり方に大きな影響を与え続けています。
■アクセス方法
ストックホルムから地下鉄で15分ほど。「スコーグスシリコゴーデン駅」下車、徒歩5分です。
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スウェーデンの世界遺産記事では、スウェーデン北部、中部、西部、南東部に分けて、スウェーデン全土の世界遺産を紹介します。訪れるには少し時間はかかりますが、見る価値のある世界遺産が盛りだくさんです。