二世帯住宅には同居解消の可能性もある
二世帯住宅は空間の用途が限定されやすく、同居解消後に困ることも。
二世帯住宅は、1軒の家に2軒分の生活空間を作るので、空間の用途が限定されやすく、同居解消後は、そのままでは暮らしにくい家になったり、無駄な空間ができてしまったりするケースも少なくないのです。
世代の変化にも柔軟に対応できるような家に
二世帯住宅では、将来の世代の入れ替わりや生活の変化についても考えておく必要があります。完全分離スタイルなら、同居解消後は片方を賃貸に出すという方法もあります。中には、二世帯分全部をひろびろと使って、理想の一世帯にリフォームした人もいます。今の子世帯が親世帯になれば、新たな子世帯が同居するかもしれません。家はしっかりお手入れしていればとても寿命が長いものです。これからの暮らしについて家族全員でよく検討し、様々な変化に対応できるよう考えていきましょう。
完全分離スタイルにしやすいプランにしておけば、二世帯同居解消後に片方を賃貸に出しやすい
二世帯3つのスタイル、完全分離、部分同居、完全同居、それぞれのメリット・デメリットは下記で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
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