1.人間関係の距離を調整する
人間関係はバランスが大切です
上手く関係性を保つための努力は必要ですが、何のために上手く保つのかといえば、自分として納得のいく仕事がしたいからです。無関係だった他人同士が集まり、価値観の違いを擦りあわせつつ、感情を行き来させ交流する訳ですからズレも生じてきます。その際、仕事を続けている人の多くは、苦手とする相手とは、仕事ができるレベルなら、それ以上の過剰な期待を持たないようにしているようです。要するにそこに神経をすり減らし、本業にも専念できない自分自身に思い悩みたくないので気にしないようにするという訳です。自分で選んだ職場に大きな欠点がある訳でもなく、他人に左右され退いてしまう選択をしたくはないということです。
このように人間関係を客観的に捉えることができるポイントの一つは、職場内で相談相手を見つけることです。自分だとどうしても相手の発言や態度に意識を向けがちになりますが、人を通して全体を見ることで、リアルな課題や目標がそれ以上に沢山あることに気づかされ、上手くいかない人間関係もそんな課題の一つとして捉えることとなります。
もちろん、ペアの業務にも応じてくれないなど、仕事でのやり取りに支障が出る場合は、迷わず上司に相談しましょう。これはあくまでも悪口ではなく、与えられた仕事に専念する上での障壁をどうすべきかの相談です。要するに相手によって重要度や距離感を変えることで、自分自身のメンタリティをフラットに保つことが大切です。