フランチャイズで独立

超高齢社会に向けて!フランチャイズの介護ビジネス(2ページ目)

高齢化が続く日本では、高齢者に向けたサービスが増加。フランチャイズでも「小規模デイサービス」が人気です。今回は、高齢化社会に生き残る!介護ビジネスのフランチャイズをご紹介します。

執筆者:三枝 宏年

だんらんの家

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だんらんの家

アットホームなサービスで全店黒字経営!?

・アットホームなサービスの実現に注力する強固な姿勢
入居人数を最大10名に制限し、利用者2.5名に対し1名の職員を配置するという徹底した個人対応の小規模施設です。

この施設の根幹を中心に、顧客の満足度を最大限に高めるための工夫がなされています。また、施設自体のつくりも手放された民家などを利用することでアットホーム感を増幅させ、新店舗開店の際の必要経費を大幅に削減することができます。最近は、民家を使ったデイ・サービスが流行りですね。

・本社による「全店黒字化」のための手厚いサポート
全事業所黒字化を実現するために、「だんらんの家」は毎月行われる研修会や、モチベ-ションや数値管理などのマネ-ジメント等を目的とした教育研修を実施しています。

また同時に、「全国100社、300店舗」とフランチャイズ出店数を限定することで、一店舗ずつ質を高めていく事業計画が特徴的です。

 

太陽のめぐみ

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太陽のめぐみ

顧客満足を高くすることを目標とする意識を明確化しているフランチャイズです。

・小規模デイサービスの強み
総従業員数が40名と小規模であることで、各利用者へのサポートが手厚くなることや、自主サービスとして展開する「お泊まりサービス」を安定して稼働させています。

また、FC開業の際には開業主だけでなく、従業員スタッフ2名に対しても直営事業所で研修が行われます。ホームページにも「サービスの実際の様子」がブログとして全面に出し、工夫されていますね。

・安定した収入と早期回収モデル
出店に必要な初期投資費用は900万円ですが、平均的な回収スピードは1~2年程度と比較的早期に設定されています。また、研修を含める利用者獲得までのプロセスを本部がフルサポートすることで、開業2ヶ月目での黒字化が達成されています。

 

介護のフランチャイズ まとめ

この記事を読んで、介護フランチャイズの事をどう思いましたか。
介護とはこれからの数十年で、確実にこれまで以上に需要が増える産業です。

一言に介護のフランチャイズといっても、会社によってサービスのポイントや優先順位、仕事に対するこだわりは異なるものです。そのため、自分の希望と雇用主のビジョンが出来るだけマッチするような会社を選択することが大切になってきます。

しかしどの介護企業であれ、介護の性質である「人への貢献度が高い仕事である」という特長を持っています。貢献度が高いということは、人の満足する姿を直に見られる機会が多いということです。

「社会貢献度の高い」「お客さんに感謝されるビジネス」をされたい方は、検討してみてはいかがでしょうか?

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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