いじめで傷ついた心を救うのも自分の心
家庭で出来るいじめで傷ついた心のケア
いじめによって傷ついた子供たちは、
- 人間不信
- 被害妄想
- 自信の欠如
- 自己不信
それでは、子供が自分の心の力で立ち直るために、家庭でできることはなんでしょうか。
子供が自分の心の力で立ち直るために
心構えとしては根本的には「自己責任」であり、保護者を含めて周囲としては、その子に立ち直るきっかけを与えていくことが重要となります。ただし、もちろん一番いけないのはいじめ加害者であるという点は忘れずに、それでもいじめ被害者の将来のためにという観点で寄り添ってあげることが必要です。親へのアドバイス
- ほめる。
- ディベート練習(言い返し、反論、切り返し能力の養成)
例えば
「うざい」 → 「あんたほど、うざくないよ」
「死ね」 → 「人間、みんな死ぬんだよ。知らないの?」
「キモい」 → 「キモかったら、話しかけないでよ」
「臭い」 → 「お風呂入ってるよ。もしかして自分の臭い(におい)?」
などです。
一般的には、オウム返しが一番簡単です。
- スキンシップ
・成功体験をつませる。(やってみせて、やらせてみせて、ほめてやる。)
・子供への感謝を深める
以心伝心という言葉がありますが、親が子供に抱いている気持ちは伝わります。紙に子供にしてもらってうれしかったことや、子供がいてくれてうれしかったこと、そして子供自身が困難を乗り切って明るい未来を拓いていくイメージを書き出してみましょう。
子供へのアドバイス
子供が自分の心で立ち直るのがカギです
- 鏡に向かって、笑う。
- 自分をほめる
- 忘れる、気にしない能力を持たせるー人間は同時に二つのことを考えることはできません。何か一緒に別に夢中になれるものを探してあげましょう。
- 自分の良いところを書き出す-自己肯定感を持たせてあげましょう。
- 他の人からしてもらったことを一つずつ書き出す。-自己肯定感ともつながりますが、多くの人によって、自分は生かされていると気づくことは、困難に立ち向かう勇気の源となります。
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