夏向きの和布のパッチワークキルト

パッチワークキルトの魅力を紹介します!

パッチワークキルトの魅力を紹介します!

日本の伝統的な染めや織りの布、日本の古い布(古布)でパッチワークをする人が増えています。その中でも、夏にぴったりの素材を使ったパッチワーク・キルトをご紹介しましょう。

<目次>  

パッチワーク・キルトの材料について

パッチワーク・キルトの材料に、これでなければという決まりはありません。いちばん多く使われているのは、街のコットンショップなどで手に入れやすいプリントや無地です。パッチワークが日本ではやり始めたころから使われている布ともいえます。

パッチワークが日本に定着して30年余り。今ではさまざまな材料がパッチワークに使われるようになりました。素材も木綿に限らず、麻、絹、ウールと、作る人が自由に楽しんでいます。その中でも着実にファンを増やしているのが、日本の伝統的な染めや織りの布を使う、和布のパッチワーク・キルトです。和布にも、木綿、麻、絹、ウールをはじめ、いろいろな素材があります。また、新しい布ばかりでなく、自分の家にある着物を使ったり、骨董店や骨董市で材料を手に入れたりすることから楽しんでいる人もいます。
 

夏にお勧めの和布

涼しさを感じさせ、扱いやすいのは木綿です。その中でも日本人になじみ深いのはブルー&ホワイトの色使いではないでしょうか。藍染めと白の組み合わせは、日本の夏の定番カラーといえます。

■藍布

一口に藍布といっても、いろいろな種類があります。無地だけでも、濃い藍色から淡い藍色まで、染めかげんで微妙に違う色合いが生まれます。さらに型染め、絞り染めなど、染め方でも種類が増えます。また絣、縞など、藍染めの糸を使う織りもあり、種類は豊富です。

藍の分量が多い布ばかりを集めて作品を作ると、夏にはちょっと重たいので、白地を組み合わせたり、白地の分量が多い藍布を選んだりすれば、夏にぴったりのさわやかな配色の出来上がり。バッグやインテリア小物にいかがですか。
 
無地、絣、型染めの藍布を使ったバッグ。作品デザインundefined津田広子undefined製作undefined神尾真砂子

無地、絣、型染めの藍布を使ったバッグ。作品デザイン 津田広子 製作 神尾真砂子



浴衣地・手ぬぐい

のりをきかせた浴衣は、ぱりっとして身に着けると気持ちが引き締まりますが、水に何度も通した浴衣の柔らかさは、実用キルト向きの肌にやさしい素材です。昔、赤ちゃんのおしめに着古した浴衣を使っていたのも、赤ちゃんの肌を大事に思ってのことでした。

浴衣と同じような風合いの布に、手ぬぐいがあります。最近は手ぬぐいを扱っているお店が多いので、新しいものは浴衣地より手に入れやすいかもしれません。手ぬぐいには、かわいい柄や楽しい柄が豊富なので、作品作りが楽しくなることうけあいです。またお祭りなどで配られる手ぬぐいをパッチワークしても、粋なキルトが出来上がります。

何度か水をくぐらせた浴衣地や手ぬぐいの柔らかい肌触りは、肌掛けやお昼寝用キルトにうってつけです。浴衣地や手ぬぐいは、目が詰んでいないので、縫いやすくもあります。初めてパッチワークをする人にもお勧めの素材です。
 
手ぬぐいを大きく裁って、藍と白を市松に配置したキルト。作品undefined花つなぎ会

手ぬぐいを大きく裁って、藍と白を市松に配置したキルト。作品 花つなぎ会

 

オリジナルなパッチワークキルトを一つ作ってみませんか

和布は、配色のしかたで、お土産屋さんにあるような懐かしさを感じる仕上がりにも、粋でモダンなものにも出来ます。かわいらしいものを作ることもできます。まずは一つ、何か作ってみませんか。パッチワークが大変そうと思ったら、一枚の布で作ってもいいんです。一度和布に親しんだら、さらに、その魅力に引き込まれることでしょう。
会津木綿で作った着物形ポケットティッシュケース。作品undefined佐々木文子

会津木綿で作った着物形ポケットティッシュケース。作品 佐々木文子



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