チャレンジキルトとは?
チャレンジキルトというキルトの楽しみ方をご存じですか。チャレンジキルトは、19世紀にアメリカで生まれたフレンドシップキルト(共同製作のキルト)が発展した形で、ゲームキルトの一つだと言われています。グループなどで呼びかけられ、参加者はある一定のルールに基づいてキルトを作ります。チャレンジキルトのおもしろさ
どんなルールにするか、決まりはありません。企画者が自由にルールを決められます。例えば特定の布を必ず使用してキルトを作る、共通のテーマに添ってキルトを作るなど。参加者はふだん選ばないような布を使ったり、思いもよらないテーマに取り組んだりする機会ができるので、今までの自分のキルト作りとは違ったチャレンジができるというわけです。また、ほかの参加者の作品を見ることで、自分にとっては意外な配色のしかたや、テーマのとらえ方などを学ぶこともできます。
参加することで楽しさが倍増
グループや教室で行われることが多いチャレンジキルトですが、ネット上で呼びかけている人たちもいます。チャレンジキルトを企画するときは、参加者が製作を楽しめるかどうか考えて、ルールを決めることが大切です。また締め切りを設定することも忘れないでください(締め切りがあるから作品が出来るという声をよく聞きます)。ふだんは一人でパッチワーク・キルトを楽しんでいる皆さんにもチャレンジキルトに参加する機会はあります。「パッチワーク倶楽部」という雑誌では、年に一度、誌上でチャレンジキルトの参加者を募集しています。
キルトウィークで879枚のチャレンジキルトが見られる!
「星のチャレンジキルト ミニミニキルト発表会」の指定の布3種。テーマは星、20×20cmに作るお約束。
星のチャレンジキルトの応募作品。伝統的なパターンを使って。左 堀内久美子 右 宮口雪美
星のチャレンジキルトの応募作品。絵のような表現。左 山室富士子 右 田中眞知子
インターナショナル・キルトウィーク横浜2013のチャレンジキルト展示。
【参考サイト】
第22回インターナショナル・キルトウイーク横浜2014