アートアクアリウム2013　江戸・金魚の涼(2ページ目)

映像と光による華やかな水中アート

映像を投影するプロジェクションマッピングを利用した「キモノリウム」は、伝統工芸として名高い京友禅の着物を水槽に埋め込まれ、着物の上を泳ぐ金魚の様子と映像により、絵柄が変化します。金魚と金魚の影が模様となり上のほうに金魚が移動したり、全体に広がったりとその時々で変わる絵柄が面白い作品です。

プロジェクションマッピングの映像作品では、8×2mの大きな映像の中に錦鯉が泳ぐ「水中四季絵巻」という大作もあり、日本の四季折々の美しい景色と優美な鯉の姿が重なって幻想的な世界を生み出しています。

金魚を品種ごとに分けて展示する「金魚コレクション」は、カラー光で照明された金魚は光の色に染まって見え、白い光に変化したときに、金魚本来の色がぱっと浮かびあがって見えます。

頭の部分が赤く盛り上がった金魚やぷくぷくとした表情がかわいらしい金魚など様々な種類の金魚をじっくり眺めるのも楽しいです。水槽全体の演出と個々の金魚の魅力の両方が考えられた演出となっています。

会場は、昼光が入らないホールで、昼間でも照明演出を効果的に体感できます。

19時からは、ナイトアクアリウムとして、照明や音楽の演出が変わり、カクテルや日本酒など飲み物も提供されます。（料金は別途）また、土曜日・祝前日の19:00以降は、スペシャルライブやDJパフォーマンスも開催されるそうです。涼しげに舞い踊る美しい金魚たちをぜひお楽しみください。

【開催概要】
会期：2013年7月13日（土）－9月23日（月・祝）／会期中 無休
時間：11:00～23:30
アートアクアリウム 11:00～19:00／ナイトアクアリウム 19:00～23:30
会場：日本橋三井ホール（コレド室町5F［入口4F］）
※一部ご入場いただけない日時がございますので、詳しくは、アートアクアリウムのWebサイトでご確認下さい。