試験風景(イメージ)

張りつめる緊張感・・・

 「マンション管理士」とはどんな資格?

わが国には約600万戸の分譲マンションがあり、そこには約1,400万人が居住していると言われています。社会資本ストックとしてのマンションの重要性は、年々高まっていると言えるでしょう。

分譲マンションの場合、部屋ごとの区分所有者が管理組合を結成し、共用部分の管理を行います。一部の自主管理型を除いて、大半の管理組合は、日常の維持管理業務、ならびに管理組合の運営業務の全部または一部を管理会社に委託しています。

しかしながら、管理組合を構成する区分所有者は、管理に関する専門知識を持ち合わせていない上に、管理組合の活動に対して総じて無関心です。そのため、割高な費用を負担させられたり、不要不急の工事を行わされる、あるいは管理組合の金銭が着服されるなど、トラブルや犯罪に発展するケースもあります。

また、管理組合内においては、日常的な問題として、騒音やゴミ処理・ペットの飼育方法、あるいは管理費等の滞納問題などを巡って住人間でトラブルが発生することがあります。

マンション管理士は、こうしたマンション管理に関する様々な問題を解決したり、リスクの発生を未然に防ぐために管理組合に対して助言・指導を行う専門家として認定された国家資格です。

平成27年度のマンション管理士試験について


平成27年度の試験に関する概要は、以下の通りです。なお、詳細については、国土交通省のホームページに掲載されていますので、ご参照ください。

(1) 受験資格
特にありません。
ただし、マンション管理士になるには、マンション管理士としての登録が必要です。たとえば成年被後見人や被保佐人などの欠格要件に該当する場合には登録できないので、ご注意ください。(詳細はこちらでご確認ください。)

(2) 試験日
平成27年11月29日(日) 午後1時から午後3時

(3) 試験地
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市並びにこれら周辺地域

(4) 受験料
9,400円

(5) 受験申込み期間
平成27年9月1日(火)~平成27年9月30日(水)
なお、平成27年8月3日(月)から、公益財団法人マンション管理センター等で受験案内書を配布しています。

(6) 合格発表
平成28年1月上旬

マンション管理士試験の出題内容

試験の形式は、四肢択一のマークシート方式で全50問出題されます。試験時間は2時間ですから、1問あたり平均2分程度で解く必要があります。

出題範囲は、下に記載の通り大きく4つのパートから構成されています。(詳細は、こちらをご参照ください。)

区分所有法、マンション管理適正化法などの法律に関する出題割合が高く、これまでの出題実績から、下記(1)と(4)の合計で全体のおよそ半分を占めています。

(1) マンション管理に関する法令及び実務に関すること

(2) 管理組合の運営の円滑化に関すること

(3) マンションの建物及び附属施設の形質及び構造に関すること

(4) マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

次のページでは、この試験の合格率や難易度等の特徴についてご紹介します。