ダイエットと水分補給
何で水分を補給していますか?
1日に缶コーヒ(加糖)2本、野菜ジュース1本、スポーツドリンク1本、オレンジジュース1杯。これだけの飲料を摂取すると、なんとスティックシュガー33本分(1本3g)に相当し1日に砂糖を「約100g」も摂取していることになります。
ダイエット中の水分補給は、むくみや便秘の解消など水分代謝をアップさせるためにも必要不可欠ですが、「水」で水分補給をすることがおすすめです。甘いジュースや炭酸飲料を「水」にチェンジするだけでもダイエットにつながります。
1日に必要な水分補給の目安量
1日に必要な水分量の目安は「体重×30ml」です。例えば、体重50kgの人は「50kg×30ml=1500ml」が1日の水分量の目安となります。食事から水分も摂取できているのであくまでも目安ですが1日の水分摂取の目標にしてみましょう。また夏場やスポーツをする方は、少し多めの「体重×40ml」が目安量です。
ダイエットに効果的な水分補給のタイミング
水分補給のタイミングがポイント
■理想的な水のとり方
(1日2000ml目安の場合)
- 起床後 ・・・コップ1杯 (約200ml)
- 朝食時 ・・・コップ1杯 (約200ml)
- 朝食と昼食の間 ・・・コップ3杯 (約600ml)
- 昼食時 ・・・コップ1杯 (約200ml)
- 昼食と夕食の間 ・・・コップ3杯 (約600ml)
- 夕食時 ・・・コップ1杯 (約200ml)
また飲んだ分は、1日に7~8回はトイレに行き排泄(尿)も心がけましょう。冷たい水は体を冷やすので常温か白湯がおすすめです。
水の種類
水にもいくつか種類があります。水の硬度は「水中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量(カルシウムイオンとマグネシウムイオンの量)」を表したものです。■軟水
硬度100以下のもの。日本の水の硬度はおよそ20~60の間に入り、ほとんどが軟水で普段飲むのには一番日本人に合い飲みやすい水です。
■硬水
硬度101~300のものを中硬水、硬度301以上のものが硬水です。ヨーロッパや北米などの水は硬度が高くミネラル分が多いのが特徴です。夏場やスポーツをする方は、汗とともにミネラルが奪われてしまうのでミネラル補給に役立ちます。またミネラルが便をやわらかくし排便を促すのに役立つため便秘気味の方にはおすすめですが、日本人は普段から軟水を飲み慣れているため、特に胃腸が弱い方は下痢を招くこともあるので注意が必要です。硬水は、夏の水分補給や便秘がちな方におすすめです。
■炭酸水
炭酸水は胃で炭酸が膨れるため、満腹感につながり食べ過ぎ防止に役立ちます。食べ過ぎの傾向にある方は、食中やお腹が空いた時に活用するとよいでしょう。
様々な種類の水が販売されているので、飲み比べをして自分に合った水を見つけるのも楽しいですね。ダイエット中は、特に「水」で水分摂取を心がけ代謝をアップさせながら巡りのよい体作りをしていきましょう。