恋愛がうまくいかない! 「前のめりな人」の特徴と抜け出し方
「あの人とは絶対に気が合うと思う! この恋逃さない!」と過剰に前のめりになっていませんか?
「前のめり子」の危険な特徴
「前のめり子」は、ちょっといいなと思った人に対して妄想しやすい特徴があります。相手をきちんと理解する前に勝手なイメージを抱いてしまうのです。たとえば、笑顔が素敵だという一面を見ただけで「優しい人に違いない」とか、数ある趣味のうちの一つが同じだっただけで「私たち絶対に気が合う」とか、相手のほんの一部を垣間見ただけでその人のすべてを分かったような気になってしまいます。
一部が全部であることなどありませんから、当然ながらイメージと本人は違います。にもかかわらず、前のめり子は「やっと出会えた運命の人!」と言わんばかりに妄想特急に乗って理想郷へ旅立ってしまいます。
よく知りもしない相手に対して、一人で勝手にテンションが上がってメール攻撃や電話攻撃をしたり、付き合ってもいないのに結婚の話をしたり、相手の家の近くに引っ越したり……。そんなことをされても相手は困るだけです。二人の気持ちに温度差があればあるほど、相手は恐怖を感じます。
この勝手な妄想は、相手だけでなく、前のめり子自身をも後々不幸にしてしまうことになります。なぜなら、前のめり子が恋したのは現実の相手ではなく、彼女が勝手に作り上げた妄想上の相手だからです。そのため、後になって「こんな人だと思わなかった」と言う確率が高いのです。
相手のことをほとんど知らない状態で恋のエンジンがかかってしまう人は気をつけてください。相手をよく知らないうちから「最高の相手に出会った」「今度こそ絶対に理想の相手に違いない」「二人は絶対結ばれる」などと思い込むのはやめましょう。
「前のめり子」になりやすい人とは?
残念ながら、「前のめり子」になりやすい人がいます。次の項目に一つでも当てはまる人は注意が必要です。- 彼氏や結婚相手がいなくて焦っている
- 中学~大学まで女子校育ち
- 男友達がいない
- 恋愛経験が少なく、ロマンチストである
- 自分に都合の良い考え方をしがち
- 物事のある一面だけを見て全体を決めつけやすい
- 感情優先で行動しやすい
- 結果を急いで求めるところがある
というのも、実は「前のめり子」は恋がうまくいかないだけでなく、体目的の男性に引っ掛かりやすいからです。
「前のめり子」は体目的の男性に引っ掛かる!?
運命の人だと思ったのに、遊ばれただけ!?
しかも、そのたくましい妄想力で、ハッキリと付き合っている状態でもないのに勝手に「私たちはれっきとした恋人同士だ」と思い込みます。男性からしたら「簡単に遊べる都合の良い女性」でしかないので、目的を達成したら逃げる準備に取り掛かることも多いのです。
過去を振り返って、早い段階で体の関係になり、そのとたんに連絡が取れなくなった経験はありませんか? 「そういえば、デートといえばホテルだけ。ひどい元彼だったわ」なんて言っている場合ではありません。
おそらくそれは、付き合っていなかったのでしょう。「短いけれど、一か月付き合ったもん」なんて思いたいかもしれませんが、それは単に男性が体という目的を手に入れ、逃げ切るまでにかかった時間でしかありません。
勝手な妄想は現実をゆがめ、あなたの身も心も傷つけてしまいます。「前のめり子」から抜け出して幸せな恋を手に入れましょう。
「前のめり子」にならないための6つのカギ
恋愛において「前のめり子」であることは致命的です。既に「前のめり子」だという人は、これを機に「前のめり子」から抜け出しましょう。そうでない人も、「前のめり子」にならないよう気をつけましょう。次の6つが、そのカギとなります。- 相手の反応を冷静に見て、気持ちの温度差をなるべく小さくする
- 「絶対にこの人を逃したくない」と思い詰めずに、心に余裕をもつ
- 都合の良い面ばかりにフォーカスせずに全体を見る
- 仕事や趣味など恋愛以外にも意識を向ける
- 男友達を増やし、男性に対する免疫を強化する
- 前のめりそうになったら「焦らない!」と心の中で唱える
恋愛は一人でするものではありません。二人でするものです。二人の気持ちに温度差があり過ぎては恋愛関係は成立しません。相手の反応を見ながらリアクションをとったり、メールの頻度を考えたりして徐々に関係を深めていきましょう。
余裕がなくなりやすい人は、期待し過ぎずに「なるようになるさ」とゆったり構えてみてください。最善を尽くすのは当然ですが、恋愛は相手あってのものなので、うまくいくときはうまくいきますが、そうでないときもあると心に留めておくと気持ちが軽くなりますよ。「前のめり子」にならないで、肩の力を抜いて楽しく恋しましょう。
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