「東の大磯」とも呼ばれていた著名人や文化人の別荘地
「緑と海と太陽の町」のキャッチフレーズで知られる一宮町。千葉県東部太平洋側のほぼ中央に位置し、目の前には長大な九十九里浜が広がります。九十九里浜沿いは、明治時代には別荘地として栄え、著名人や文化人の別荘が100軒以上も軒を連ね、「東の大磯」とも呼ばれていたそうです。
一宮町は、夏の海水浴や一年中サーフィンが楽しめます。また、太平洋の恩恵を受けた温暖な地ですので、メロンやナシ、トマトが名産で、特にメロンは「長生メロン」として全国にその名を知られています。
さらに太平洋が育み新鮮な魚介類を提供してくれる飲食店も数多くあります。
町内には、「一宮」の名の由来となった「玉前神社」が鎮座します。この神社は、平安時代以前の創建とされる古い歴史をもち、上総国の一宮として朝野から崇敬を集めてきました。
海幸・山幸の神様をお祀りし、毎年9月13日には「上総はだか祭」といわれる「上総十二社祭」が行われます。
1200年以上の歴史をもつお祭りで、9基の神輿が九十九里浜の波際を走る様は圧巻です。
一宮町へは、東京→(首都高速・京葉道路または東関東自動車道・千葉東金道路)→東金インター→台方インター→(東金九十九里道路)→真亀インター→(九十九里波乗り道路)→一宮インターで、2時間以内でアプローチできます。
■玉前神社
所在地:千葉県長生郡一宮町一宮3048
電話番号:0475-42-2711
参拝時間:自由
料金:無料
アクセス:九十九里波乗り道路一宮インターすぐ
HP:www.tamasaki.org/home.htm
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