狭い谷あいの道を走って霧降高原へ

日光方面で紅葉というと、まずは奥日光の中禅寺湖周辺といろは坂(R120)。でも、R120はまるっきり裏道がない一本道だから、10月上旬から下旬の紅葉シーズンにはどうしようもなく渋滞してしまう。どうしてもというなら、午後からいろは坂を登って奥日光の中で宿泊し、午前中のうちに紅葉を愛でて帰るくらいだ。

でも、正直なところ奥日光にそれほどこだわらなくたっていい。花見と違って、紅葉はそれほど場所を限定しないからだ。日光周辺にはカエデの種類が多く、冷え込みの強さがさらにその色を鮮やかにしてくれる。そこで、今回はいろは坂の手前までで楽しむ紅葉オススメルートを紹介しよう。

大笹街道からの紅葉
大笹街道からの紅葉の山肌(10月上旬)。カエデだけでなく、樹種の多さがまさに錦のような色合いを見せる
まずは、日光宇都宮道路を今市ICで降り、大谷橋を渡ってすぐの大谷向交差点から斜め左の大笹街道(県道245号)へ。そのまま走っていくと川沿いの道になり、左右に山が迫ってくる。あまり道は広くないけれど、交通量は比較的少なく、まわりの山肌に色づいた葉が目に入ってくるだろう。途中には渓流釣り場などもあるので、寄り道を楽しむのもいい。

登り切ったところが大笹牧場。ここは乳牛の育成牧場だけど観光にも力を入れていて、レストランやフィールドアスレチックがあるほか、週末の午後1時からは乳搾り体験なども可能だ。標高1000mの広大な牧草地にはシラカバの黄葉も見られるだろう。