『Time To Say Goodbye』 タイム・トゥ・セイ・グッバイ
イタリアのテノール歌手 アンドレア・ボチェッリ とイギリスのソプラノ歌手サラ・ブライトマンの デュエット曲で世界的大ヒット曲です。タイトルだけですとまるで 別れの曲のようですが実は、過去に別れを誓い、未来に向う旅立ちの曲なのです。元々は、 アンドレア・ボチェッリの曲で、サラ・ブライトマンがデユエットを申し込んだようです。
この曲を車の中で夜聞くと二人の声しか耳に入りません。外は蒸し暑く、窓を閉め切ってエアコンの効いた車内は別世界です。そんな幻想的な夏の夜のしじまの中で、空中分解しそうになります。出来ることならば、信号のない高速で聞かれることを希望します。
私のイメージではサラ・ブライトマンは妖艶で神秘的な夜の印象が強い方です。そして、アンドレア・ボチェッリは、12歳の時にサッカーボールを頭に受け脳内出血を起し失明してしまったのです。彼の光を補うかのようなサラの力強い声の道しるべが車のもう一本のヘッドライトの光となし、聴いている自分の鼓動までも全てが強調し合います。見事な名曲です。
イタリア語で歌っている曲も凄く味わいが有っていいです。