高演色のMR16型LED電球 「Superline LED」
図1. 高効率LEDと高演色LEDの仕組み (イメージ)
これは従来のLEDでは困難であった極小単一光源(シングルコア)による高出力を実現し、配光制御にも優れていることから、MR16型ハロゲン電球と同等の照度と光の広がりを低ワットで実現しています。
写真3. 3000KのVividモデルで照明した例
特にVividモデルは紫色LEDチップに幾つかの蛍光体を取り入れたもので、Ra95前後の高演色を実現しています(図1 LEDの演色効果と効率の関係)。
写真4 2700KのVividモデルで照明した例
「Superline LED」は形状、寸法、重量に至るまでMR16型ハロゲン電球同等のコンパクト性を備えています。
写真5. 「Superline LED」を配線ダクトに使用
例えば配線ダクトは100V用でも12Vダウントランスを内蔵したMR16型ハロゲン電球ダクト用器具であればこのランプに代替することが容易にできます(写真5)。
EssentialおよびVividモデルともランプの口金は、ねじ込み式EZ10とピン式のGU5.3タイプがあります。またEssentialの演色性はRa80でVividほどではありませんが効率が高いので(約35lm/W)用途に応じていずれかを選び分けすることが勧められます。
※製品についての詳細は、ウシオライティング株式会社のWebサイトをご参照下さい。
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