フィンランド/ヘルシンキの観光・お土産

ヘルシンキのおすすめお土産(2ページ目)

観光名所が集まるヘルシンキの中心街を歩きながら気軽に立ち寄れて、お土産探しにもぴったりなおすすめのお店6軒をご紹介します。フィンランドならではのキャラクターグッズ専門店から、昔ながらの伝統工芸品を扱うお店、フィンランドデザインが取り揃うお店、そして、おいしい味の土産が調達できるお店まで!

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド

白樺の木にメッセージが刻まれた、思いの伝わる温もり雑貨たち

店内

白樺の木や樺を剥いで素材とし、さまざまな詩やメッセージの込められた温もりいっぱいの手作りグッズは、愛情の伝わるお土産として喜ばれる

観光スポットとしても有名なハカニエミの屋内マーケット2階にあるお店リトヴァン・ポルットプー(Ritvan Polttopuu)は、愛想の良いご夫婦が経営する雑貨屋さん。店に並ぶのは、奥さんのリトヴァさんが国産の白樺の木材や樺からつくった、温かみのある日用雑貨や文房具ばかりです。

どのアイテムにも、特別な電熱ペンを利用したフィンランド語のメッセージや詩が刻まれているのが特徴。詩はおもに、フィンランドの昔の有名詩人のフレーズや伝統的な叙情詩などから引用しているそうで、恋愛、友情、豊かな生活の教訓など、さまざまな美しいメッセージがこもっています。もちろん現地語の意味がわからなければ、その場で尋ねれば英語で意味を教えてくれます。人気なのは、祝いごと別のメッセージカードやゲストブック、キャンドルギフト、マグネット、ドアプレートなど。いずれもプレゼントとして喜ばれること間違いなしの、フィンランドらしい自然と言葉の温もりに満ちたアイテムです。

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商品

結婚式のゲストブックも木のカバーが素敵

Ritvan Polttopuu(リトヴァン・ポルットプー)
住所:Hakaniemen kauppahalli 2階, 00530 Helsinki
アクセス:地下鉄Hakaniemi駅下車すぐ
TEL:+358 40 765 0176
営業時間:月~金曜9:00~17:30、土曜8:00~16:00
定休日:日曜

 

愛らしくて長持ちする良質デザインの、キッチン用品やインテリアグッズ

内観

色鮮やかで手触りの良い、キュートなテキスタイルデザインのグッズが満載。キッチンタオルやエプロンなどのキッチンアイテムは日本でも重宝しそう

エテラ港の屋外マーケットのすぐそばという好立地に、2012年夏に待望の直営店がオープンしたラプアン・カンクリ(Lapuan Kankurit)。フィンランド中西部の小さな街ラプアで創業した、テキスタイル王国フィンランドで今注目される気鋭のデザインブランドのひとつで、これまでにもドラ・ユングやマッティ・ピックヤムサ、鈴木マサルなど、国内外の名だたるデザイナーがデザインを提供しています。

アイテムはどれもエコロジーな自然素材や製法が重視されていて、絵柄が素敵なだけでなく、いずれも手触りが優しく長持ちするのが特徴。国産の良質なリネンがメイン素材で、サウナやキッチンで重宝するタオル類から、クッションカバーやウールのブランケット、アクセサリー類までラインナップもバリエーション豊かです。近年は日本でも一部の商品が手に入るようになりましたが、もちろん本家フィンランドでは、ここでしか手に入らないグッズも多数。店内では、自社商品と相性の良い他社のデザイン商品なども売っています。他人へのお土産として喜ばれるのはもちろん、自分の生活のなかでも長く愛用したい、これぞというフィンランドデザインが見つかるはず!

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商品

フィンランドの夏のベリーをモチーフにしたキッチンタオル

Lapuan Kankurit(ラプアン・カンクリット)
住所:Katariinankatu 2, 00170 Helsinki
アクセス:トラム1,1A,2「Kauppatori」下車徒歩5分、トラム2,4,5,7「Senaatintori」下車徒歩5分
TEL:+358 50 538 8244
営業時間:月~金曜11:00~18:00(6~8月は10:00~)、土曜10:00~16:00、日曜12:00~16:00(6~8月のみ)
定休日:繁忙月以外の日曜日

 

男性への名誉あるお土産といえば、アウトドア用ナイフ「プーッコ」

ナイフ

フィンランドで男性がサバイバルナイフを贈られるというのは、伝統的にとても誇らしいこと。アウトドア派の人へのお土産にはとても喜ばれるはず

フィンランドや北欧諸国に昔から伝わる「プーッコ(Puukko)」は、現代でもアウトドアが好きな人や、とりわけ男性なら誰でもひとつは所持しておきたいサバイバルナイフのこと。サイズはさほど大きくないのでカバンに忍ばせたり腰にかけたりして気軽に携帯することができ、釣りや料理、木工など多目的に使えます。柄の部分は白樺の木またはトナカイの角や骨などで作られているのが一般的で、皮のカバーにも個性が光ります。

ヘルシンキ大聖堂の目の前に工場直営店を構えるマルティーニ(Martiini)は、1928年創業の歴史あるプーッコ制作・販売専門店。マルティーニのプーッコは輝かしい受賞歴もあり、伝統的な形状や製法を重んじた良質なナイフを今でも作り続けています。柄や革カバーのデザインもさまざまで、壁一面にずらりと並ぶ店内から1本を選ぶ作業は大変だけれど、きっと楽しいはず。男性への勲章代わりの贈り物としても人気のサバイバルナイフ、ユニークかつ実用的なお土産として喜んでくれる身近な人がきっと1人は思い当たるのでは?

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商品

店内にはナイフ以外の伝統工芸品も並んでいる

Marttiinin tehtaanmyymälä Senaatintori
(マルティーニン・テヘターンムューマラ・セナーティントリ)

住所:Aleksanterinkatu 28, 00170 Helsinki
アクセス:トラム2,4,5,7「Senaatintori」下車徒歩すぐ
TEL:+358 40 311 0605
営業時間:月~金曜10:00~19:00、土曜10:00~18:00、
日曜12:00~18:00
※ナイフ類は飛行機の手荷物として持ち込めないので、帰国時に預け荷物のほうに入れるのを忘れずに。

 

最終ページでは、もらって嬉しい味土産の個性派店2軒を紹介!
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