1枚につき卵を2分の1個~1個ほど使い、
小麦粉とベーキングパウダーを増やすことで、ふかふかの生地のお好み焼きに
■【卵】のポイント
卵が多いほど生地が固くしまったものになります。1枚につき卵を2分の1個~1個ほど使い、さらに小麦粉とベーキングパウダーを増やすことによって、ふかふかの生地のお好み焼になります。
■【粉】のポイント
薄力粉のみで、キャベツよりも生地が多くなるようにします。また、生地を寝かせることによってグルテンが落ち着き、味も豊かになります。
■【ダシ】のポイント
「イカの姿フライ」「かっぱえびせん」で代用してもOKですが、今回は正攻法ということで、私が働いていたお店でも使っていた「いか入り天かす」「小エビ」を使います。意外に100円ショップではよく見かけます(写真2枚目参照)。なお、この場合はだしの素などが必須です。トッピングにかつおぶしを使うなら、昆布だしがおすすめです。
■【キャベツ】のポイント
お店では、15分ほどかかって焼き上げますが、これは厚い生地に火を通すという意味だけでなく、キャベツの甘みをひきだすためでもあります。フタ(なければアルミホイル)とキッチンタイマーを用意しましょう。正攻法なのでレンジで温めない方法で行きます。
それらを踏まえて、正攻法のお好み焼きを作ってみましょう!
材料
- 薄力粉 60g
- ベーキングパウダー 2g
- 水 30ml
- 牛乳 30ml
- 卵 2分の1~1個(多いほうが生地がしっかり固まります)
- だしの素 小さじ1弱
- イカ入り天かす 大さじ1~2
- 小エビまたは桜海老 大さじ1~2
- キャベツ 手のひらより大きいもの2枚
- 肉や魚介、ソースなど 適宜
- ごま油 適宜(焼くときに引く油です)
作り方
- 薄力粉、水、牛乳、卵、だしの素、天かす、小エビをあわせてよく混ぜます。すりおろしたとろろいもくらいの固さになります。これを、冷蔵庫で1時間以上(一晩くらいがベスト)寝かせます。
- フライパンにごま油を引き、強火で温めはじめます。キャベツを好きな大きさにカットし、1.に加えて混ぜ合わせます。
- 火を弱火にしてから、生地をフライパンに流していきます。厚さ2cmくらいに形を整えて、上に肉や魚介などの具を乗せ、フタをして7分焼きます。多少焦げます(写真1枚目参照)。
- 裏返してフタをして、また7分焼きます。これ以降は生地を押さえないように。
- ひっくり返し、中心をつついて生地に火が通っていればOK。お皿に移してソースなどをトッピングして完成。