いかとえびの旨みはぜひお好み焼きに取り入れたい!
■【卵】のポイント
粉モノはお好み焼きに限らず、材料のなかに「卵」が使われていると、卵の比率分だけ固く仕上がります。
■【ダシ】のポイント
粉モノ屋経験者としては、いかとえびの旨みはぜひ取り入れて頂きたいです。しかし、店で使っていた「イカ入り天かす」「桜海老」などは売っていない店も多く、少々割高。そこで、スナック菓子の「イカの姿フライ」「かっぱえびせん」で代用(写真2枚目参照)。だしの素や下味も不要になるので便利です。
■【キャベツ】のポイント
フタなどを使って蒸し焼きにし、甘いキャベツにするのがポイントです。キャベツをカットしたあと、あらかじめ電子レンジで加熱することで、短時間で甘みを引き出すことが出来ます。
■【焼き時間】のポイント
お店ではひとつ焼き上げるのにだいたい15分はかかっています。キッチンタイマーや携帯などを使って、時間を計りながら作りましょう。
というわけで、それらを踏まえて、お好み焼きを作ってみましょう!
材料(1枚分)
- 強力粉 20g(強力粉を使うことでもちもちに)
- 薄力粉 20g
- 水 20ml
- 牛乳 20ml(乳成分でコクを出す)
- いかの姿フライ 1枚(いか入り天かす・ダシの代用)
- かっぱえびせん 10本くらい(桜海老・下味の代用)
- キャベツ 手のひらより大きいサイズ2枚
- とき卵 5分の1個分(大さじ1程度)
- 肉や魚介などの具、ソースなど 適宜
作り方
- キャベツ(芯も含む)を好きな大きさにカットします。耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジで3分ほど加熱します(写真3枚目参照)。
- キャベツ加熱中にイカの姿フライとかっぱえびせんを砕いて、天かす程度の大きさにします。フライパンに油を引いて「弱火で」あたため始めます。
- キャベツが加熱し終わったら、ボウルなど大きめの入れ物に移し、2.と小麦粉と卵を加えて軽く混ぜます。
- 水と牛乳を加え、粉っぽさがなくなる程度にまとめます。ポテトサラダくらいの固さです。
- フライパンに生地を敷き、形を整えたら、肉や魚介などの具を乗せ、フタをして6分焼きます。意外に焦げます(写真1枚目参照)が、このくらいで十分。見た目は最後にソースでカバー。
- ひっくり返して(これ以降生地を押さえないこと)、フタをし、6分焼きます。
- 再度ひっくり返し、生地の真ん中をつついてみて、中まで火が通っていればできあがり。