テクノポップ/アーティストインタヴュー

タイの渋谷系? La-Ong-Fong(3ページ目)

世界の渋谷系として紹介し、僕が一番好きなタイのバンド、La-Ong-Fong(ラ・オン・フォン)に日本のメディアとして初インタヴュー! 彼らの結成から現在までのバンドの歴史について話を訊いてみました。予想通り、彼らは東京に刺激を受けていますが、同時にタイらしい楽観主義(Make you happy!)がその根底には流れています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

『Cozy Collection』で再スタート

ガイド:
アルバム『Cozy Collection』は、2005年にリリースされました。ジャケはとってもキュートで北欧風。あなたたちの衣装も好きです。「Lun La...Muer Dai Phob Ter」は、すごく甘いボサノバで、クリップではジャケと同様の衣装と背景が使われていますね。Pizzicato Fiveへのリスペクトを感じます。

Cozy Collection (Amazon.co.jp)
cozycollection

Cozy Collection



 
On:
on

On

Pizzicato Fiveや多くの日本のポップバンドは、私たちのインスピレーションの源です。私たちは、そのタイプの音楽からの影響を受けたので、そのような感じがするのでしょう。J-POPもとても好きです。もちろん、渋谷系も。

 
ガイド:
「Tang Jai Deaw」も好きな曲。とってもかわいい。タイトルは、「誠実な」という意味ですが、何について歌っているのですか?

Tang Jai Deaw (YouTube)

Aeh:
「Tang Jai Deaw」は、1種のラブストーリーについて歌っています。カップルとしていっしょにいる時のこと。人生のセオリーについての考え方は同じでなくても、同じハートでいっしょにいることは出来る。いっしょに過ごしていくためには、ハートが大事だから。

『Wind-up City』迄の6年間のブランク

ガイド:
その後の最新のアルバムともなる2011年の『Wind-up City』をリリースするには、6年かかりましたが、その間は何をしていたのですか?

Wind-up City
(Amazon.co.jp)
windupcity

Wind-up City



 
On:
私はファミリービジネスを手伝っていました。「KA」というタイの化粧品ブランドです。

Aeh:
僕は、建築、インテリアを手がけるデザイン会社をやっています。「Puka Boutique Resort」というチェンマイのリゾートも所有しています。

Man:
僕は、Aehのデザイン会社で働いています。

 

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