テクノポップ/アーティストインタヴュー

タイの渋谷系? La-Ong-Fong(5ページ目)

世界の渋谷系として紹介し、僕が一番好きなタイのバンド、La-Ong-Fong(ラ・オン・フォン)に日本のメディアとして初インタヴュー! 彼らの結成から現在までのバンドの歴史について話を訊いてみました。予想通り、彼らは東京に刺激を受けていますが、同時にタイらしい楽観主義(Make you happy!)がその根底には流れています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

幸せに楽観的に

ガイド:
「Openly Love」も大好きで、何度も聴きました。ソウルフルなんですが、古いスタイルをリスペクトしながらもモダンなテイストをもった渋谷系って感じです。

Openly Love
(YouTube)

On:
laongfong

La-Ong-Fong

ほんと? コンテンポラリーな渋谷系だとは意識していなかったです。私たちのフィーリングとソウルで作っただけ。聴いてくれる人たちがみんな幸せに楽観的になってくれればと。

 
ガイド:
“幸せに楽観的に”という部分、とてもタイ人のスピリットを感じます。クリップもいいですね。日産のPAOが出てきます。最近、Four-ModがThe Richman Toyをフィーチャリングして歌った「フェーン・カン・レーク」にもPAOが出てきましたが、これは偶然?

Man:
うん、偶然です。

The Moussesとのコラボ

ガイド:
昨年、Onちゃんは、The Moussesの「Tears and Travel」でコラボをしましたよね。これはどういうきっかけで?

Tears and Travel (YouTube)

On:
個人的には知らなかったのですが、私はThe Moussesのファン。彼らはユニークな声です。その時点で、私は彼らがもうすぐとても有名になると感じていました。そして、とてもプロフェッショナル。コラボできてよかったし、ほんとにキュートな歌。

新曲・来日プラン

ガイド:
La-Ong-Fongについてもっと日本の人たちに知って欲しいと願っています。また、あなたたちの新曲も聴きたいです。なにか計画や願いはありますか?

Aeh:
何度も何度も日本に行きたいです。そして、僕たちの音楽を日本の人たちの前で演奏したい。それが僕たちの望み。まもなく発売の新しいシングルを今、作っています。日本のみなさんも気に入ってもらえると嬉しいです。Polystarという日本のレーベルといっしょにやって、来日するプランもあります。準備が整った段階でお知らせします。

ガイド:

多くの質問に答えて頂き、ありがとうございました!

On, Aeh, Man:
インタヴューの機会をありがとうございました。あなたにまたお会いして、La-Ong-Fongをお見せする事を望んでいます。人々に幸せになって欲しい。これが私たちの哲学。
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