テクノポップ/アーティストインタヴュー

タイの渋谷系? La-Ong-Fong(2ページ目)

世界の渋谷系として紹介し、僕が一番好きなタイのバンド、La-Ong-Fong(ラ・オン・フォン)に日本のメディアとして初インタヴュー! 彼らの結成から現在までのバンドの歴史について話を訊いてみました。予想通り、彼らは東京に刺激を受けていますが、同時にタイらしい楽観主義(Make you happy!)がその根底には流れています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

夢のチアリーダーになった

ガイド:
Onちゃんに質問があります。あなたは、チュラーロンコーン大学でチアリーダーをしていたんですよね。そこでチアリーダーのポジションを得るのはとても難しいと聞きました。すごく頑張ったの?

On:

on

On

はい、それはもう一つの信じられない話です。私にとって、ほぼ選ばれるチャンスはなさそうにみえました。もう、ほとんど諦めていました。でも、それは夢だから、ベストを尽くしました。その時は、どんな結果になろうと、出来るだけのことをやるだけという想いでした。そうすれば、後悔は無いと。失う物はない。授業が終わると毎日、実際の選抜試験の前迄、4ヶ月の間練習に明け暮れました。“為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり”です。

 

La-Ong-Fongとは?

ガイド:
La-Ong-Fongの意味は? Googleで翻訳すると、「スプレー発泡」と出てきました。ダブルミーニングのようにも思えますが。

Aeh:
laongfong

La-Ong-Fong

実際のところ、La-Ong-Fongとは、シャボン玉(バブル)とかスプレー発泡を意味します。僕たちの音楽は、みんなを幸せな気分にして、空気中に舞うシャボン玉のような気分になればいいと付けました。

 
ガイド:
最初にリリースされたアルバムは、探してみましたが、見つかりませんでした。

Man:
セカンドとなる『Cozy Collection』は、「B2S」というタイのレコード店なら売っていますが、最初のリリースを見つけるのは難しいでしょう。

ガイド:
90年代後半にはまだタイであなたたちのようなスタイルの音楽をするアーティストは、まだ多くなかったと推測しますが、どうでしょう?

Man:

確信はありませんが、まったく同じフィールドにいた人たちはいなかったでしょう。

 

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