ピューリッツア賞授賞作「アンジェラの灰」の舞台
フランク・マコート氏の名前はリムリックに残るこの教会から名付けられたのだとか
リムリックは、アイルランドがヨーロッパの最貧国のひとつだった時代にアイルランドで少年時代を送ったフランク・マコートの自伝的小説「アンジェラの灰」の舞台。街には小説の中に出てくるスポットもすべてではありませんが残っています。
フランク少年の通った小学校は「フランク・マコートミュージアム」になっている」
ジョージアンハウスの集まる美しいエリア「ザクレセント」は映画版「アンジェラの灰」のロケにも使われ、カラフルなドアをすべて黒塗りにして、窓枠や建物にヨゴレを施して撮影したそうです。マコート少年の育った時代のリムリックを感じることができるので、訪れることがあれば小説を読んでから行くことをおすすめします。
リムリックの治安
リムリックといえば、昔から治安の面では評判は正直あまりよくないそうです。でも実際に足を運んで見ると、アイルランドのどの町とも同じ、比較的治安の良いエリアもあれば、小道に入ると少し危ないと感じることもあるわけです。旅行の際にはなるべく一人歩きはせず、明るいうちに出歩くようにしていれば問題はないでしょう。
リムリックへのアクセス
リムリックの鉄道駅兼バスステーション
ダブリンからリムリックへのアクセスは国営バス会社・バスエーランで一時間に一本以上便があります。所要時間は約4時間で料金は大人往復24ユーロ。バスはリムリックの街の南側にあるバスステーションに到着し、街の中心地へも歩いてすぐです。またバスステーションは鉄道駅にもなっており、ここからゴールウェイや近隣の都市への列車、バスも出ていますので、リムリックに寄った後に他の観光地に足を運ぶのもおすすめです。