そこで今回は、知っておきたい寝具の基本と、一人暮らしでも無理なくできる管理方法やアイテムを紹介します。
布団とベッド、どっちがいい?
お手入れや管理のラクさはベッドの勝ち! 布団はまめなお手入れが欠かせません
日々のお手入れの手軽さで言えば、ベッドの勝ち。布団は毎日上げ下ろしをしなければなりませんし、その上げ下ろしによって埃が舞い、部屋全体の掃除の手間も増やすことがあります。さらにフローリングの床に布団を直接敷いた場合、湿気がこもりやすいので、定期的に干すなど、ベッドよりもこまめなお手入れが不可欠。万年床などにすればカビやダニが発生し、健康にもよくないことを考えると、「面倒くさがりである」「忙しい」という人は寝具にベッドを選ぶのがおすすめです。
ただし、ベッドは布団に比べて、スペースの融通が利きません。狭い部屋を有効活用するため、またロフトなどで寝る場合には、布団の方が都合がいい場合もあります。
ベッド:基本のお手入れ方法
ベッドのお手入れは、ベッドパッドを干すのが基本
ベッドのお手入れは、このベッドパットを定期的に干すのがポイント。布団よりは軽くて運びやすく、お手入れしやすいはず。丸洗いできるものもあるので、汚れが気になる人はそちらを選びましょう。
マットレスは数ヶ月に一度でいいので、上下や裏表を反対にすると、同じ箇所だけが傷んでしまわず、長持ちします。同時にしばらく立てかけたり、日に当てたりして湿気を飛ばせたらベストです。
ベッドを使うときに注意したいのがベッド下です。埃がたまりやすく、汗などで湿気もこもるので日ごろ掃除をするときには、このベッド下も掃除機やフローリングワイパーをかけるようにしましょう。
■おすすめ商品
丸洗いできるベッドパッド。暑い季節は特に汗などが染み込みやすいので、洗濯機で洗えるものだと安心です。
布団:基本のお手入れ方法
布団のお手入れの基本は、晴れた日の天日干し。難しい場合は布団乾燥機や部屋干しで対応を
とはいえ、一人暮らしでは「天気のいい日中に何時間も布団を干すことなんてできない」「ベランダに布団を干す場所がない」という人もいるでしょう。布団干し用のラックを使い、部屋干しをするだけでも湿気は飛ばせます。布団乾燥機を利用するのもおすすめです(次の項目では、一人暮らしのおすすめの布団乾燥機を紹介しています)。なかなか干せなくても意識して敷きっぱなし、収納に入れっぱなしにならないようにしてください。
また、布団はクリーニングすることもできます。汚れやニオイが気になったときには、専門のクリーニング業者に依頼するのもおすすめです(参考:『ザブザブ洗いましょう! 丸八真綿の布団クリーニング』)。
■おすすめ商品
軽くて、持ち運びがラク。畳めば、スリムになるので、一人暮らしの部屋でも邪魔になりにくい。布団はもちろん干せますが、部屋干し用のラックとしてもひとつ持っておくと便利です。
ズボラさんにおすすめの寝具お手入れアイテム
毎日使う寝具のお手入れの大切さは誰しもわかっているもの。とはいえ、天気やタイミング、時間や労力を考えると、ついつい後回しにされがちです。そんなお手入れを少しでもラクにし、寝具を衛生的に保てるアイテムを紹介します。■ピュアイズム<寝具クリーンケアミスト>
汗や皮脂がつくため、汚れが気になるシーツや枕カバー。週に1度を目安に洗濯したいものですが、大きなものだけに洗うのも干すのも大変なので、後回しにしてしまいがち。
そんなシーツや枕カバーを頻繁に洗えない人におすすめなのが『ピュアイズム<寝具クリーンケアミスト>』です。寝具専用の除菌消臭スプレーで、ダニよけやハウスダスト不活性化の効果もあります。一般的な除菌消臭スプレーより香りは強くなく、スプレー後もベタベタせずサラッとしているので、寝るときも快適です。
■ZOJIRUSHIふとん乾燥機 スマートドライ
布団を天日干しできない人には布団乾燥機がおすすめです。でも、大きなマットを広げて、布団をかぶせて、ホースをつないで、終わったらまたマットをたたんでしまう……という作業は意外と面倒くさいもの。せっかく持っていても結局使わずにいるという話も時々耳にします。
おすすめなのが『ZOJIRUSHIふとん乾燥機 スマートドライ』です。この布団乾燥機はマットやホースがなく、布団の上に置いてスイッチを押すだけなので簡単。手軽に使えるので、いつでも気持ちのいい寝具で寝られます。