夏の冷えに注意！夏こそ温め、ぽかぽかダイエット(2ページ目)

生姜の活用で体を温めよう

体を温める食材の中でも一番温め効果が高く、お手軽にとり入れやすい食材は「生姜」です。生姜の辛味成分である「ジンゲロール」は血管を拡張し血の巡りをよくして全身を温めてくれます。特に心臓から押し出す血液の量を増やし、お腹周りの血行をよくするとともに、手や足先の末端の血管まで血液をめぐらせてくれるのが特徴なので、夏場の冷えにおすすめの食材です。

また生姜は温め効果の持続が高いことも嬉しいポイントです。冷えやすい夏場は、生姜をこまめにとり入れることで体を温め代謝アップにもつながり、痩せやすい体にも役立ちます。

生姜のお手軽活用方法

生の生姜を活用する時は、皮の近くに温め成分の「ジンゲロール」が多く含まれるため、よく洗い「皮のまま」使用すると効果的です。薄切り、千切り、みじん切り、すり卸しなど様々な形状にして使う分だけラップで包み、冷凍しておけばすぐに活用できるのでとても便利です。

生の生姜ではなく、チューブ入りの生姜を活用するのもお手軽でよいのですが、最近では生姜を粉末にした「生姜パウダー」もスーパーで見かけるようになってきました。生姜パウダーは、持ち運びもできるので携帯して外出先で使うこともできます。ドリンクやスープ、サラダやヨーグルトやパスタなど、どんな素材とも合うのでとても便利です。

ポカポカ美人の1日

実際に「ポカポカ美人」の1日の過ごし方の例をご紹介いたします。

■朝
暑い時期でも、朝一番に白湯を飲む、朝食は温かい味噌汁などの汁物をとり入れるなど体の中から温め代謝アップ。通勤時の電車内は冷えやすいので羽織れるものを持参。弱冷房の車両を選ぶのもおすすめです。オフィスでは、羽織りもので肩など冷えやすい部分をカバーしましょう。

■昼
長時間同じ姿勢はNG。こまめに動いたり足のマッサージをしましょう。ランチには生姜パウダーを持参。生姜パウダーをふりかけてランチを楽しみましょう。ティータイムには紅茶に生姜を入れた「生姜紅茶」を飲んで体を温め心も体もリラックス。

■夜
夕食にも味噌汁やスープなどの温かいものを1品とり入れましょう。ぬるめのお風呂につかり、ゆっくり入浴することで体の芯から温め。寝苦しい夏はクーラーではなく扇風機を上手に活用しましょう。

「ぽかぽか美人」を目指して夏こそ冷え対策。やせやすい体作りにつなげていきましょう。