秋保温泉の旅館
秋保温泉を代表する高級宿は茶寮宗園です。その価格帯も評価も突出しており、ダントツです。茶寮宗園があまりにも突出しているので、その他の旅館は二位グループという感じで大集団になっており、正直横一線という感じです。温泉的にも、何処も循環式の大浴場なので、甲乙付けられないのです。秋保温泉では発想を変えて、ホームページの印象で宿を選ぶという手もあると思います。自分が和風の宿に泊まりたいのか、ホテルのような洋風の宿に泊まりたいのかまず決めて、ホームページのパブリックスペースの写真等を参考に、自分と合いそうなデザインの宿を選ぶ訳です。
こう言うと、かなり邪道な選び方だと思うかもしれませんが、それ位、各宿とも豪華で評価が拮抗しているからこそ、可能な選択方法であり、秋保温泉の特性を生かした方法だとも思います。この方法は単なる思い付きで申し上げているのではなく、実際に濁り湯が楽しめる篝火の湯 緑水亭に日帰り入浴した際に、パブリックスペースが都会的なセンスに溢れており、そうした雰囲気を重視した宿選びも有り得るのではないかと、実際に秋保温泉で考えた結果なのです。
なお、どうしても源泉かけ流しにこだわりたいという場合は、佐藤屋旅館の旧浴場が源泉かけ流しです。
秋保温泉の入浴施設
秋保温泉ではかけ流しの温泉にはあまり巡り合わないので、入浴位は源泉かけ流しにこだわって頂きたいと思います。大規模旅館が密集している中に、源泉かけ流しの共同浴場があり、朝から晩まで営業していますし、隣接して小規模な駐車場もあるので、旅館に泊まっている人も、一度は浸かって、本当の秋保温泉の源泉の素晴らしさを堪能して頂きたいと思います。場所は、ホテルニュー水戸屋の横(南側)です。他には、天守閣自然公園に市太郎の湯という日帰り入浴施設がありますが、循環しています。また、秋保温泉では多くの宿で日帰り入浴を受け付けているので、宿の下見を兼ねて利用するのも良い方法だと思います。
次ページでは、秋保温泉の観光スポットをご紹介します。