中小企業経営力強化資金を利用するメリット・デメリット

起業するときの資金調達手段として、最もポピュラーなのは日本政策金融公庫からの借り入れ。中でも新創業融資制度は起業家に有利なため広く利用されてきました。意外と知られていませんが、これよりもさらに有利な制度があります。それが「中小企業経営力強化資金」。今回は、この知る人ぞ知る公庫のスゴイ融資制度について、ご紹介していきます。早速、概要を見ていきましょう。

1. 超低金利! 1.81%程度!

起業家にとっては理想的な融資制度が誕生

起業家にとっては理想的な融資制度が誕生

この融資制度、何がスゴいかというと、まずは超低金利だということ。

今までの新創業融資制度だと金利は2.26%程度でした。それよりもさらに有利な1.81%程度なのです。

公庫のスピーディな融資審査というメリットを享受しつつ、超低金利で資金調達できることは、起業家にとってこれ以上ない条件だといえるでしょう。

今までの「公庫の金利がネックとなり、市区町村での制度融資を検討。でも市区町村だと審査に時間がかかるため起業に手間取ってしまう」といった悩みがこれで一気に解消できるはずです。

参考情報:最新金利・詳細条件等は公庫ホームページで

2. 無担保・無保証枠の実質的拡大!

新創業融資制度のメリットの1つであった無担保・無保証という条件が、この融資制度でも利用できます。

そして、その無担保無保証での融資限度額は2000万円

新創業融資制度ではカタチの上では限度額3000万円でしたが、実務的には1000万円が限度でした。この融資制度だとホントに2000万円です。

飲食店開業など初期投資が多くかかる業種では、「あと1000万円借りたいのに!」といった悩みが多かったのですが、これで解消できます。

3. 自己資金要件なし!

新創業融資制度では、全体でかかるお金の1/10程度の自己資金を用意することが必須でしたが、この制度では自己資金は必須ではありません。今まで自己資金の不足で創業融資が借りられないとあきらめていた人も、この制度なら融資OKになる可能性があります。これも起業家にとって、かなり大きなメリットといえるでしょう。