いじめ問題・対策/いじめに気づいたら

ネットいじめが発覚した場合の対処法

現代は、ネットも「いじめの道具」となる時代です。まず一番最初に行う対処法をご紹介します。

小野田 真里子

執筆者:小野田 真里子

いじめ問題・対策ガイド

ネットはいじめの道具になる時代

最近では、携帯電話、スマートフォンの普及により、「いじめの道具」としてもネットが介在する相談も多くなっています。

ネット上の掲示板やブログ、プロフ等への誹謗中傷の書き込みなどのいわゆる「ネットいじめ」を確認したら、被害が広がらないように、迅速に書き込みの削除を行いましょう。

書き込み内容の確認

まず、書き込まれている内容を確認します。その際には、その掲示板のURLを控えると同時に、画面をプリントアウトするなどして内容を保存するようにしておきましょう。

学校裏サイトというサイトの存在をご存知でしょうか? ほとんどが部外者が入れないようパスワードを設定されていたり、携帯電話からのアクセスしか出来なかったり(PCからのアクセスはIPアドレスで判断され拒否される)、学校名で検索してもヒットしないようになっており、そのため検索などで探し出すのは容易ではありません。2008年3月に文部科学省が発表した「青少年が利用する学校非公式サイトに関する調査報告書」では38260サイトが確認されました。この報告書においては、2ちゃんねる、ミルクカフェ、Yahoo!掲示板などのいわゆる巨大掲示板の中のスレッドも1つとして数えられていますので、これらを除外すると4733サイトとなります。
alt=""

削除が必要な書き込みの情報をしっかりと伝えましょう「


このような携帯電話でしか見ることのできないサイトでの誹謗中傷の場合は、プリントアウトが難しいため、デジタルカメラで撮影するなどして内容を保存しておきます。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます