ガラス食器が素敵なイタリアン(2ページ目)

前菜と器のマリアージュ

お料理のスタートです。今回は通常メニューのパスタランチをいただきます。前菜は、ドット模様がアクセントになっている四角いガラスプレートで出されます。このプレートもスガハラの手作りガラスです。クリアなガラスプレートは、どんなお料理にも使いやすくおすすめです。真っ白なテーブルクロスに、クリアなガラスプレートがセットされ、お魚の切り身の上に、色とりどりの野菜、オレンジとグリーンの2色の野菜のソースがかかっています。

佐藤真一シェフに前菜についてお伺しました。魚はマコガレイのカルパッチョ。野菜は千葉の契約農家から届く新鮮な有機野菜や日本各地から取り寄せた厳選された美味しくて珍しい野菜を使っています。画像の弧になった黄色い野菜は、タンポポの葉を遮光栽培したものです。蕪や赤茄子、加賀太きゅうり、スベリヒユの色も綺麗です。ハーブのセルフィーユの白い小さな花とエディブルフラワーのピンクのナデシコの花びらも添えられています。まるで、美しい絵画を観ているような、そんな思いにさせてくれる盛りつけです。

また、パスタランチの他に、もっと品数が多いランチメニューも用意されています。もちろんディナーのメニューも、ワインセレクションも充実しています。メニューの内容は季節によって変わります。

特製スパゲティ

この日のパスタは生シラスとハーブ野菜のスパゲティ。パスタは白い磁器のプレートでサービスされます。シラスの軽い塩味とハーブ野菜の自然な苦味とソースが麺にからみ絶妙の味。良質の小麦で作ったリストランテ特製の手打ちパスタは、これまで体験したことのない新しい食感と歯ごたえがあり、とても新鮮でした。