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スターツプロシード投資法人(2ページ目)

スターツプロシード投資法人は唯一のJASDAQ上場銘柄です。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド


~運用物件は?~

スターツプロシード投資法人
運用物件は?
入居者ニーズを考慮した投資対象地域の選定により、賃貸住宅需要が堅調に推移している首都圏主要都市を主たる投資対象地域としています。また、政令指定都市、地方主要都市(県庁所在地等)の収益性が高い物件も投資対象とし、一定の地域への偏在リスクを軽減すると共に収益性の向上を目指しています。その投資比率は概ね8:2に設定されています。

東京都:31物件
東京周辺:24物件
その他地域:18物件

2007年11月現在で保有している数は73物件、その内訳は東京および東京周辺都市部に55物件と、その他政令指定都市・地方主要都市の物件で18物件となっています。


~値動きは?~

・2005年11月:上場時発行価格は20万円でスタート。
・2005年:上場後は18万円~20万円の間で推移。
・2006年:2005年と同様18万円~20万円の間で推移。
・2007年:2006年12月に示現した月次小陽線の勢いが続き、2月に上場来最高値の24万円を示現。その後利益確定の売りによる下げと夏場に発生した米国サブプライムローン問題から始まる信用収縮を受け、年末まで下げ基調は変わらず、12月の15.3万円が最安値となる。
・2008年:2007年に発生した米国サブプライムローン問題から始まる信用収縮の影響は収まらず、1月には最安値13.3万円を示現、2月現在も13万円前後で推移。

もともとあまり人気のない銘柄だったようですが、米国サブプライムローン問題以降の金融不安の影響をことさら強く受けているように見えます。チャート上では、相場が弱気なことを示すサインとも言える状態(長期の移動平均線を中期・短期の移動平均線が下回る現象)が長い間続いています。


~配当利回りは?~

・第1期(平成17年5月2日~平成18年4月30日)確定分配金:4,061円
・第2期(平成18年5月1日~平成18年10月31日)確定分配金:5,927円
・弟3期(平成18年11月1日~平成19年4月30日)確定分配金:5,812円
・第4期(平成19年5月1日~平成19年10月31日)確定分配金:5,437円

第5期の予想分配金は、5,424円となっています。

【関連リンク】
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