売買相場はどうか
となると、気になるのが売買相場。人気路線であることに加え、人気のある駅となると、投資物件もそれなりの価格となるのが相場というものですよね。事実、先日の公示地価の発表をみても、永福町駅前における公示地価は昨年に比較して上昇をしていました。
しかし、東京カンテイの中古マンション価格の調査(参考:住宅新報)を見ると、京王井の頭線の7駅(神泉、駒場東大前、永福町、浜田山、高井戸、富士見ヶ丘、久我山)の内、なんと1駅だけ永福町の中古マンション価格が6%の下落をしているという結果に!
記事によると、専有面積が縮小したことと、築年数が長期化したことの2点がその要因であると述べられていますが、逆に考えれば、リフォームなどでその要因を排除することができるならば、潜在的な賃貸需要が望まれるエリアである可能性が高い永福町で不動産投資を考えていらっしゃる方にとっては、利回りを高められるチャンスかもしれませんね。
ただし、いくら人気のある駅だからと言っても、投資対象として望ましい物件か否かをきちんと調査することは大切なことです。当然のことではありますが、念のため。