土地活用のノウハウ/土地活用の税金・相続関連情報

エルシーピー投資法人

エルシーピー投資法人は、シニア物件を上場時から主要な投資対象としている点とスポンサーに各地域ごとの有力デベロッパーが参加している点が特色です。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド

コード:8980
上場日:2006年5月23日
決算月:2月、8月
主要スポンサー:ニュー・ミッション・ファンディング株式会社、シージーエムエルーアイピービー カスタマーコラテラル アカウントなど

~こんなファンドです~

エルシーピー投資法人
エルシーピー投資法人は、シニア物件を上場時から主要な投資対象としている点とスポンサーに各地域ごとの有力デベロッパーが参加している点が特色です
エルシーピー投資法人は、シニア物件を上場時から主要な投資対象としている点とスポンサーに各地域ごとの有力デベロッパーが参加している点が特色です。「構造偽造問題」等の不動産市場の悪化もあり、2005年12月に上場を図りましたが一時延期し、2006年に上場を果たしました。

当投資法人は、シニア物件へ積極的な投資を行うことが最大の特徴です。上場時のシニア物件保有数は3棟と小規模でしたが、高齢化社会の進展にともなうマーケットの拡大とその社会的意義に着目し、上場リート初となるシニア物件に今後も積極的に投資し運用を行っていくようです。投資対象としているシニア物件は老人福祉法第29条に定義される有料老人ホームで、要介護状態となっているご高齢者に対して介護サービスを提供できることが特徴です。設置に当たっては各都道府県への届出が必要となり、その監督下に置かれます。今後はさらに、健常高齢者向けシニア住宅へも投資を拡大していく予定となっています。

シニア物件への投資に当たっては、長期一括貸しを活用した運営を行うことを原則としています。また、シニア物件の運営の公共性、社会性に鑑み運営の安定性を向上させるため、シニア物件のオペレーターに一定期間の賃料不払いや倒産その他の一定の事由が生じた場合にこれに代わりシニア物件を賃借し、その運営に当たる者としてバックアップオペレーターを設置することを原則としています。

平成20年3月現在の資産規模は、46物件925.59億円(取得価格ベース)となっています。

運用物件と今後の値動きは??>>
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます