マツヤハウジング株式会社(企画協力・賃貸仲介 株式会社リネア建築企画)さまより提供 |
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各フロアの共用廊下部分に駐輪場を設置したほか、1階には自転車のメンテナンススペースも用意してあります。また、より自分の近くに自転車を置いておきたいというニーズに対応するため、室内の玄関を広めに取り強度の強いタイル貼りにするなど、徹底した自転車フリーク向けの仕様となっています。
この話を知人の自転車好きFPにしたところ、非常に興味深そうに聞いていたのが印象的です。各フロアの共用廊下部分に設置された駐輪場などは、高額な自転車を持つ身としては非常にありがたい設備だそうです。雨や盗難に対して余計な心配をする必要がありませんからね。
この物件は駅徒歩3分の好立地にあるようですが、大通りに面していて騒音や排気ガスによるデメリットは無視できないものだったそうです。また、戸数が多く、周囲の競合物件との条件を勘案すると、通常の賃貸マンションでは全戸数を埋めることは困難と判断したため、このような差別化を行うことで稼働率の向上を狙ったとのことです。
稼働率向上のため、通常の賃貸住宅へのプラスアルファの“味付け”は何かを考えた結果が、今回ご紹介したペットと暮らしやすい設備であったり、自転車生活を満喫できる設備であったりするわけです。このような様々なかたちの高付加価値住居が増えてきている状況は、わたしたちにとって大変望ましいことですね。
取材協力:マツヤハウジング株式会社(企画協力・賃貸仲介 株式会社リネア建築企画)