最後の砦は、出資元のチカラ?

今回の破綻は、運営会社のノウハウや主要な出資元の経営基盤がしっかりしていれば、ある程度の対応はできたのではないか? と言う憶測も飛んでいます。

要は、運営母体である運営会社がどれだけしっかりしていて、REITを支えられるかどうか? 言い換えると、どれだけのノウハウや体力を持っていて、本気度があるか?が最大のポイントになると言いことです。

以前から講演などで「REITを購入するとき、最も注目するポイントは何ですか?」と聞かれた際に、「どこが運営しているか?が一番大事」とお伝えしていました。
これは不動産投資を長期に行うためには、優良な物件を購入し、適正に保有&管理し続けないといけないからです。

ですから、REITを購入する際は、まず「誰が運営し、その出資元はどこか?」という出資面を確認する必要があります。大手金融機関や一流企業が出資元で関連していれば、それらの企業からバックアップが期待できるからです。

例えば、元々の所有者とある程度のコネクションを持つことで、今後も優良な物件を購入できるかもしれません。また、出資者の中に金融機関(銀行)がいれば、定期的にしっかりとしたチェック機能が働き、いざというときに資金調達のお手伝いをしてもらえるかもしれません。少なくとも、何も関係がないよりはあるからこそ、知り得ることがたくさんあるはずです。

今回の破綻で、最終的にポイントになったのは、「いざというときの資金調達能力」だったわけです。
経済の先行きが不透明な中、今後も大変重要なファクターだと思います。

個人投資家としては、
1)まずは、自分なりにでもしっかりとしたノウハウを学ぶ、
2)定期的な情報収集のために、お仲間(専門家)やサポートしてくれる人とのネットワークを作る、
3)サラリーマンやOLの方であれば、本業の基盤を充実しつつ、長期間、不動産投資していくための経済的な環境を作る、

要は、「経済的にその人が投資できる状況になっているか?」ということが大切なのだと言うことです。

そのためにも上記の1)2)3)を踏まえて、行動して下さい。

がんばりましょうね。

REIT破綻から学ぶ 不動産投資の極意1
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