不動産投資をした場合、しなかった場合
今回は、女性が投資をする目的として多い、「いざというとき」の一例として、今回は離婚というシチュエーションを考えてみました。一般的な共働き家庭における主婦が、不動産投資を行ったら、どうなるでしょうか?(前提条件については、こちらを参照)離婚時期を妻55歳と設定してシミュレーションを行った結果、不動産投資を行った場合と、行わなかった場合では79歳時点の貯蓄残高に約699万円の差がでました。
さいごに
今回は、「いざというとき」の一例として離婚をとりあげましたが、明治安田生活福祉研究所の調べによると、女性の6割 近くが「夫との離婚を考えたことがある」という結果もあるくらいなので、もしかしたら、「いざというときのため」というシチュエーションの中には「離婚」 というキーワードも含まれているかも・・・と考えてしまいました。話はさておき、「いざというときのため」という具体 的な内容としては、離婚の他にも、病気やご主人の失業等など、様々なことが考えられます。しかし、投資を行うにおいて、「いざというときのため」といった、漠然とした目的は好ましくありません。何のために、どれくらいの資産の増加を目指すのか…ということを考えた上で、投資を行う必要があります。その目的を明確にしなければ、いったいいつまで投資をするのか、どれくらいの損失を受け入れるキャパシティがあるのか等、わからないまま投資を続け、短期的な収益や損失に一喜一憂することになります。
どの投資手段を選択するにしても、明確な目的や目標をもって投資を行っていくことが大切ですよ。
不動産投資事例(3)~経営者編~
不動産投資事例(2)~公務員編~
不動産投資事例(1)~サラリーマン編~