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不動産投資事例(4)~主婦編~(2ページ目)

現在の不況下、少しでも収入を増やそうとして、投資を行う主婦が最近増えてきているようです。今回は主婦が不動産投資を行った場合…ということについて考えてみたいと思います。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド

不動産投資をした場合、しなかった場合

今回は、女性が投資をする目的として多い、「いざというとき」の一例として、今回は離婚というシチュエーションを考えてみました。一般的な共働き家庭における主婦が、不動産投資を行ったら、どうなるでしょうか?(前提条件については、こちらを参照)

離婚時期を妻55歳と設定してシミュレーションを行った結果、不動産投資を行った場合と、行わなかった場合では79歳時点の貯蓄残高に約699万円の差がでました。

さいごに

今回は、「いざというとき」の一例として離婚をとりあげましたが、明治安田生活福祉研究所の調べによると、女性の6割 近くが「夫との離婚を考えたことがある」という結果もあるくらいなので、もしかしたら、「いざというときのため」というシチュエーションの中には「離婚」 というキーワードも含まれているかも・・・と考えてしまいました。

話はさておき、「いざというときのため」という具体 的な内容としては、離婚の他にも、病気やご主人の失業等など、様々なことが考えられます。しかし、投資を行うにおいて、「いざというときのため」といった、漠然とした目的は好ましくありません。何のために、どれくらいの資産の増加を目指すのか…ということを考えた上で、投資を行う必要があります。その目的を明確にしなければ、いったいいつまで投資をするのか、どれくらいの損失を受け入れるキャパシティがあるのか等、わからないまま投資を続け、短期的な収益や損失に一喜一憂することになります。

どの投資手段を選択するにしても、明確な目的や目標をもって投資を行っていくことが大切ですよ。

不動産投資事例(3)~経営者編~

不動産投資事例(2)~公務員編~

不動産投資事例(1)~サラリーマン編~
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