総料理長 近嵐嘉顕(ちかあらし よしあき)氏
■ガイド:唐紅花の特徴は何ですか?
■近嵐氏:
香港の点心師を招聘して、本場の香港の味を出しているところです。もちろん、点心だけではなく、本格的な中国料理も用意しています。質の高さだけではなく種類の多さも特徴です。
■ガイド:
蒔絵の特徴は何ですか?
■近嵐氏:
徹底的に火にこだわっているところです。食材を見極めて、富士山の溶岩石と鉄板とで焼き分けています。
自慢の一品は香港式焼き餃子とオマール海老
■ガイド:唐紅花のこれというメニューは何ですか?
■近嵐氏:
香港式焼き餃子と海鮮のクリームソースパイ包み焼きですね。香港式焼き餃子はオリジナルの餃子で、ニラをたっぷりと使っています。海鮮のクリームソースパイ包み焼きは洋中折衷の一品です。
■ガイド:
蒔絵のこれという一品は何ですか?
■近嵐氏:
オマール海老の鉄板焼ですね。貴腐ワインソースとバターソースを使った自慢の逸品です。ストレスのないように管理しているので痩せたりしていません。高級感を出すために、プレートにもこだわっています。オマール海老に合うデザインのプレートを探し出しました。
お客様へのおもてなしの気持ちを全面に出していきたい
■ガイド:今後はどのような展開を考えていますか?
■近嵐氏:
季節に合わせて、高級食材を使いたいです。夏にアワビ、秋に松茸を使いながらも、リーズナブルにしたいと思っています。コラーゲンやヒアルロン酸にもこだわって、美肌やアンチエイジングにも効果がある料理を作りたいです。
■ガイド:
お客様に向けて何かメッセージはありますか?
■近嵐氏:
レストランでは、食材も料理人も接客も全て重要な要素だと思います。食材と対話して、臨場感を演出して料理を作ることはもちろん、お客様へのおもてなしの気持ちを全面に出していきたいです。ブッフェをコース風にしてオマール海老を出すことは、他ではできないサービスだと思っています。今後も引き続き新しいものを開拓して、お客様においしい料理を食べていただきたいです。