一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

インテリア実例:帰りたくなる部屋に暮らす(3ページ目)

リノベーションといえば、賃貸住宅には関係ないように思われるかもしれませんが、無垢材を使ったフローリングやシステムキッチンなど上質な素材や設備を取り入れた物件が増えてきました。今回は『TOMOS』という賃貸リノベーション物件に暮らす一人暮らし女性の部屋を取材してきました。シックで落ち着いたインテリアは、ホッと寛げる、落ち着いた空間となっています。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


スムーズな動線を踏まえた収納の工夫

キッチン

決して広いキッチンではありませんが、アイテムを絞って、すっきりと使いやすく

モノが少なく、すっきりとした印象の部屋ですが、あいさん曰く、「片づけ超苦手なんですよ、私」。でも、苦手だからこそ考えたのが自分の生活する動きを踏まえた収納法。

例えば、朝起きたら、まず洋服をクローゼットから出して着たら、ソファに座ります。座ったら、次はメイク。すぐ取り出せるように、化粧品は机のところに箱に入れて置いておきます。そんなふうに生活の動きに合わせて、無駄が出ないような位置にモノを置く、しまうことを心がけているため、モノを出すのも、しまうのも面倒にならないとのこと。

また、部屋のあちこちにあるのが可愛らしい箱や袋。この中に細かいものを入れて、見せない収納にしてしまうことで、部屋がゴチャゴチャするのを防いでいます。
一人暮らしの部屋

(左上)ウィーンのミュージアムショップで買った袋。デザインに使うA3プリンター用紙がちょうどよく入る大きさ。無造作に置いてあるようで、裏の配線も隠されていてちょうどいい (右上)頻繁に使う化粧品や文房具は、箱に入れてテーブルの下へ (左下・右下)本棚にかかるバッグは、あいさんのデザイン

好きなもので埋められるのが一人暮らしのよさ

トイレ

木製の便座&フタの珍しいトイレは『TOMOS』物件ならでは。あいさんがこの部屋を気に入ったポイントでもあります

一人暮らしは楽しいけれど、時に寂しさや不安を感じることもあると言います。そんなときの解消法は「生きている実感がわくように過ごす」とのこと。部屋を片づけたり、美味しいものを食べたり、いい文章を読んだり、身体や心を動かすよう心がけているそうです。

一人暮らしのよさは「自分の好きなもので埋められるところ」と、あいさん。温かみのあるインテリアから、自分の暮らしを大切にする姿が伝わってくるようでした。

 

次は、あいさんが暮らす部屋『TOMOS』の魅力をお届けします>>
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