要介護になるのは75歳が目安 

介護給付費受給者数の性別・年齢階級別の表

厚生労働省「介護給付費実態調査月報(平成25年1月審査分)」を基に2013年5月25日筆者が作成

厚生労働省「介護給付費実態調査月報(平成25年1月審査分)」によると、介護給付費受給者数は男性136万人、女性324万人で、女性は男性の約2.4倍に上ります。性別・年齢階級別では、70歳未満では男性が多く、70~74歳で女性が若干多くなります。75歳から女性が急増し、90歳を境に男女と共に減少に転じます。

要介護者の発生率も、生命保険文化センター「リスクに備えるための生活設計」によると、
  • 40~64歳   0.4%
  • 65~69歳   2.8%
  • 70~74歳   5.9%
  • 75~79歳  13.5%
  • 80~84歳  28.4%
  • 85歳以上  58.4%
※厚生労働省「介護給付費実態調査月報(平成24年3月)」、総務省「人口推計月報(平成24年3月)」を基に算出されている

とあり、75歳が介護に直面する目安と考えていいようです。

子どもに介護費用の負担はかけない!

「要介護になったらどうする?」「子供には頼れないわよね」「そうそう。子供たちは自分たちのことで手一杯、介護は望めないわよ」、60歳代介護予備軍の女性たちの会話です。それを裏付けるような調査結果があります。

60歳以上を対象に内閣府の「高齢者の経済生活に関する意識調査 結果(概要版)」(調査期間 平成23年10月13日~10月23日)によると、介護費用については、「年金収入で賄う」「不動産の売却等で対応する」「準備している」など自前主義が67.7%で、「子供の援助を期待する」は20%程度です。
介護費用の捻出についての高齢者の考え

内閣府「高齢者の経済生活に関する意識調査結果(概要版)」を基に2013年5月25日筆者が作成


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