調光におすすめ 低色温度のLED電球
写真1.左が2700K、右が2400K
写真1は、自動車照明を初めとして、LEDや電子デバイスの製造開発を行う「スタンレー電気株式会社」が開発したLED電球ですが、左が2700K、右が2400Kの光色です。フル点灯時はどちらも暖かな光色のイメージですが、写真2のように調光すると2400Kは赤味があり、暗さの良さが損なわれません。
写真2.調光時の様子。色温度の違いをより感じる。
実際に夜のリラックスした雰囲気をメインにしたレストランやバー、ホテルなどでは、電球色といっても2700Kではなく、2400Kの暖色光をメインにする場合が多いのです。
また、このLED電球の特徴として調光がスムーズなことがあげられます。白熱電球に比べて蛍光ランプやLEDランプの調光は10-100%など、下限値がスムーズに暗くならず、途中で消えてしまうランプも多いのです。このランプは、下限値もきれいに暗くすることが出来るので、寝室の枕元などで調光して安眠を促したい時でも2400Kの光色であれば、違和感なく使用することが出来そうです。
写真3.LED電球(左)と普通電球(右)
口金はE26とE17の2種類があり、仕様は下記の通りです。
光色:昼白色相当(5000K)、電球色相当(2700K)、電球色相当プレミアムカラー(2400K)
消費電力:6W
定格寿命:4万時間
大きさ:E26 径50mm 長さ110mm
E17 径50mm 長さ95mm(ミニクリプトン電球60Wの場合:径35mm、長さ67mm)
※ミニクリプトンに代替する場合は、既存の器具に設置可能かどうか大きさを確認するとよいでしょう。製品について詳しくは、「スタンレー電気株式会社」のWebサイトをご覧ください。
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