ブッフェガイドが感動した高級ブッフェとは!?
佐 さて、日本一ブッフェに詳しい東龍さんですが、その東龍さんから見て“いいブッフェ”をあげるとしたらどこですか?東 最近行って感動したのは、ザ・ペニンシュラ東京の「ステーキ&グリル Peter」です。今年3月にリニューアルオープンしたばかりなんですが、豪華なグリル料理に加えて、なんとドンペリが飲み放題のランチブッフェがあるんです。1万4500円と聞くと高いと思われるかもしれませんが、普段同じお店でドンペリをオーダーしたら……と考えると、ものすごいお得感。眺めもいいし、高級感もあるし、本当にステキなブッフェ体験でした。
佐 ちょっとお高いけど、それは行ってみたい! 私はお酒も好きなので(笑)。
東 ペニンシュラのランチブッフェはホテルブッフェの中でも高めの設定ではありますが、一流ホテルのブッフェの平均は、だいたい8000円~9000円。中華ならフカヒレ、フレンチならフォアグラなどの高級食材が食べられたり、“ファーストディッシュ”としてブッフェとは別にシェフ自慢の一品が出てくるなど、“高いけど相応のお得感がある”高級ブッフェは増えています。
佐 そう聞くと、また昔のようにブッフェが高級なものになってきているようにも思えますね。
東 超高級なブッフェと低価格なブッフェの、二極化が進んでいるかもしれません。
ブッフェは食べる前に戦略を立てるべし
佐 価格帯によって違いはあると思いますが、いいブッフェの条件ってあるんでしょうか?東 料理、使っている食材、調理法の3つがバラエティに富んでいるブッフェがいいブッフェです。それだけコストと手間がかかっていますから。
佐 では、そういういいブッフェを満喫するためにはどうすればいいですか?
東 まずはお皿に料理を取る前に、全体をぐるりと一周まわって戦略を立てることです。ブッフェは訓練なので(笑)。そして、「あともう一皿食べられそうだな」というところで帰ること。だいたいその一皿が後悔の元なので。「もう少し食べたかったな」と感じるくらいがちょうどいいんです。
佐 う~ん、難しい! でも、今度ブッフェに行くときは、東龍さんの教えを肝に銘じてブッフェを満喫しようと思います。ありがとうございました!
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(文:大高志帆 写真:岩田直子)
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